Open6
Python + VSCode + Pipenv で開発環境を構築
AnacondaでPython環境を構築したのですが、Web周りの開発を中心に行っていく予定であるため、Anacondaをアンインストール(anaconda-clean)し、本家Pythonでも推奨しているpipenvを利用することにしましたので、その手順を記載します。
pipenv
pipenvは、プロジェクトごとに自動で仮想環境を作成し、仮想環境ごとのパッケージの管理を行うことができるライブラリです。
環境
- Windows 10 Home
- Python なし
Pythonのインストール
-
Python-ダウンロードの本家ページから、Pythonの最新版をダウンロードします。(インストーラー起動直後の画面にある
Add Python 3.9 to Path
にチェックを入れます)
PwerShellの環境を設定
私はPoweShell
を使う気はなくGit-Bash
を利用する予定ですが、一応環境設定だけ実施します。
- スタートから
Powershell
を起動します。 - 次のコマンドを実行します。
PowerShell
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser -Force
VSCodeのインストール&設定
私はすでにVSCodeをインストールしていますので実施自体はしませんが、以下の手順でVSCodeのインストールを行います。
- Visual Studio CodeのサイトでインストーラーをDLします。
- インストーラを起動し、インストールします。
- 拡張機能の
Japanese Language Pack for Visual Studio Code
をインストールしVSCodeを日本語化します。 - VSCodeでPythonが利用できるように拡張機能
Python
をインストールします。 - VSCodeでインタープリターとしてインストールしたPythonが設定されていない場合は、次の手順でインタプリターを選択します。(私の場合Pythonの実行ファイルは
C:\Users\makio\AppData\Local\Programs\Python\Python39\python.exe
にあります。)
pipenv のインストール
私は以降の操作をGitBash
にて行っていますがPowerShell
でも問題なく利用できるはずです。
*GitBash
を管理者権限で起動します。
- 次のコマンドで
pip
のバージョンを最新化します。(インストールしたばかりなので不要かと思いますが一応)
pip install --upgrade pip
- 次のコマンドで
pipenv
をインストールします。
pip install pipenv
- 正常にインストールできているか確認するため、次のコマンドでバージョン情報を確認します。(正常=Version情報表示)
pipenv --version