DevinのDeepWiki生成機能が多言語対応された!日本語にできるぞ!
はじめに
今まで、英語のみだったDevinのDeepWiki生成機能ですが、10月のアップデートで多言語対応されたようです。今回の記事ではその方法をご紹介します。
対象読者
- DevinのDeepWiki生成機能をすでに利用している方
- 実装コードから日本語のドキュメント生成を行いたい方
記事のまとめ
- Devin settings - Customizationで日本語選択
- Wikiの対象リポジトリを選択した後、画面上部で言語選択して、start wiki generationで生成開始
DevinのDeepWiki生成機能とは
リポジトリの情報からドキュメントを生成してくれる機能です。
Devin はリポジトリを自動的にインデックス化し、アーキテクチャ図、ソースへのリンク、コードベースの概要を含む wiki を生成します。
DevinのDeepWikiでは、パブリックリポジトリだけではなく、プライベートリポジトリに対してもDeepWikiの生成機能があり、正式には「Devin Wiki」という名称のようです(pricingの表参照)。こちらは少なくともDevinの20$のコアプランが必要です。
Wiki生成機能およびそれを元に日本語でも回答してくれるAsk Devinもあるため、今まではAsk Devinで日本語で質問して回答してもらうという使い方をしている人も多いはず。
またDevin DeepWikiにはMCPサーバもあります。利用時にDevinのAPIキーが必要です。
背景
きっかけはkinopeeさんのこのポストで、DevinのDeepWiki生成機能の多言語対応を知ったことです。
自分でも設定してみようとjsonを何度かいじってみていたり、マニュアル読んでいたのですが、11/3時点だとおそらく書いておらず、ページを徘徊していたら見つけ、Xにポストしたところそこそこ需要ありそうだったので記事にしています。
設定方法
Devin settings - DeepWiki languageに言語選択のチェックボックスがあります。ここでJapaneseを選択します。

Wikiの対象リポジトリを選択すると、右上に言語選択のプルダウンが表示されています。ここでJapaneseを選択して、Start Wiki Generationをクリックすると、ドキュメントの生成が開始されます。

プライベートリポジトリの内容なので、隠してる箇所多いですが、日本語にできている様子がこちら。翻訳せずにも読めるし、API名やテーブル名なども変に和訳されておらず、違和感は特になく読みやすいです。

補足
最初に当たりをつけて試行錯誤していたwiki.jsonは、Wiki全体や各ページのシステムプロンプトのようなものらしく、指定した上でwiki生成が可能なようです。

今後、Wiki生成機能を活用していくにあたり、意図通りでないページや、特定のことにフォーカスして欲しい時などはこれで補正ができるようです。
まとめ
英語から日本語へ翻訳すれば今までもさくっと読めたとはいえ、やはり公式がサポートしてくれたほうが違和感のない日本語で読みやすい気がしてます。
個人的には、Wiki生成機能自体を社内の人間向けオンボーディング資料として活用したり、コードベースと追従してメンテナンスしていくドキュメントをより必要なものだけに厳選するなど、開発者体験を向上するために役立てようと思っています。
最後に
Xでも情報発信するようにしています。Devinに限らず、Claude Code周りが多めです。フォローいただけると嬉しいです。
参考文献
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