🦛
UbuntuのEC2にSession Managerで接続するための初期設定
AWSのEC2をUbuntuで起動した時にSession Managerで接続するための初期設定の備忘録となります。
環境
- AMI: Ubuntu24.04(ami-0b20f552f63953f0e)
設定方法
初期状態
UbuntuのEC2を起動した直後の状態はこちら。
解決するために下記の項目を対応する必要があります。
- EC2インスタンスにSession Managerで接続するための権限を付与したIAMロールをアタッチ
- UbuntuにSession Managerプラグインをインストール
EC2インスタンスにSession Managerで接続するための権限付与
初期状態は以下の通り。
IAMロール作成
IAMロールが存在しない場合、以下の手順で作成。
Create role
を選択。
下記項目を選択後、 Next
を選択。
- Trusted entity type:
AWS service
- Use case:
EC2 Role for AWS Systems Manager
Next
を選択。
Role nameを入力後、 Create role
を選択。
作成完了。
IAMロールをEC2インスタンスにアタッチ
Modify IAM role
を選択。
IAM role選択後、 Update IAM role
を選択。
Session Managerプラグインインストール
User Dataを更新するため、EC2インスタンスを停止。
User Dataに Session Managerプラグインをインストールするコマンドを設定。
#!/bin/bash
mkdir /tmp/ssm
cd /tmp/ssm
wget https://s3.amazonaws.com/ec2-downloads-windows/SSMAgent/latest/debian_amd64/amazon-ssm-agent.deb
sudo dpkg -i amazon-ssm-agent.deb
sudo systemctl enable amazon-ssm-agent
設定後、 Save
を選択。
EC2インスタンスを起動。
Session Manager経由でEC2インスタンスに接続
接続できることを確認。
最後に
- User DataでSession Managerプラグインをインストールできるのはありがたい
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