【前編】社内ラジオはいいぞ! - gatherを活用した事例
はじめに
フロントエンドエンジニアの飯田です。
今回は開発とは関係がありませんが、弊社 Tech チームで昨年秋頃から行っている社内ラジオ(通称:Tech ラジオ)についてお話したいと思います!
なぜ Tech ラジオを始めたのか
昨年 9 月よりプロジェクトごとにチームが分けられることになり、別プロジェクトチームのメンバーとのコミュニケーション機会が激減していました。
またそんな中でも続々と新メンバーが入社し、組織の拡大と共によく知らないメンバーが増えていくことに対して課題感を感じていました。
人数が少ないときは月 1 でワークショップを行っていましたが、人数も増え、前ほど気軽に開催できなくなっていました。代替案を考えていたところ、「人数が増えてしまったし別に双方向コミュニケーションでなくても良いのでは」「だったらラジオはどうだろうか」と提案をいただき、試しに行ってみることにしました。
どのようにやっているのか
開催頻度
隔週昼頃 1 時間程度
最近は「急に音楽が流れ始めるとびっくりする」というメンバーからの FB を元に、VOICE ROID(ずんだもん)を使用し開始時刻に時報を流していたりします。
スピーカー
ゲスト 1 名
開催場所
弊社 Tech チームでは、オンラインコミュニケーションツールとしてgatherを使用しています。
gather とは簡単に説明すると、レトロゲーム風デザインが特徴の 2D メタバースオフィスツールです。ドット絵が可愛くゲーマーには刺さりますね。
弊社 Tech チームの gather ワークスペース上にはラジオブースなる部屋を用意しており、この部屋でラジオを行っています。
床の色が明るいエリアに入ると Self Spotlight 機能(gather 上のオンラインメンバー全員に音声が届く機能)が ON になるようにしています。
オンラインメンバーからすると、自分からラジオを聞きに行くのではなく、時間になると勝手に音声が流れてくるためラジオ感がアップしていると思います。
とはいえラジオ中に gather 上で MTG や相談をしているメンバーがいる場合もあるので、その際は個別にスピーカーの音声を OFF にしていただく対応をお願いしています。
環境・ツール周りの詳細は後編の記事でご紹介します!
内容と目的
一番の目的はゲストについて知ってもらうことです。
比較的最近ジョインされた方をゲストとして呼ぶことにした理由は、既存メンバー同士はある程度お互いがどんな人間なのかを把握しており関係が構築されていますが、新メンバーに関しては同じプロジェクトチームでも無い限り、なかなか個人を知る機会もない上に交流の機会が持てていなかったためです。
事前に Google フォームでゲストへのお便りを募集し、来たお便りの内容について答えていただいています。お便りは開催日が近づくほど集まる傾向があるので、Slack で何度かリマインドをしています。気づけばお便り常連の方がいたり、たまに時間内に読みきれないほど来たりもします 😚
余談ですが、センスあるラジオネームの方が多く毎回読むときにフフっとなっていたりします。
今までに来た少し面白かったラジオネームの一例です。
- rm -rf /
- バグを憎んで人を憎まず
- 一日一万回感謝のプルリク
- password は 3 回間違える
Google フォームの内容
実際のお便りの一例
また Slack の雑談チャンネルを使い、リスナーのメンバーの方々にはリアルタイムで盛り上がっていただいています。いただいたコメントに突っ込んでみたり、追加で質問を貰ったら取り上げるようにしています!
周りの反応
最初は「本当に聞いてくれる人はいるんだろうか」「うるさいと思われたらどうしよう」といった不安もありましたがそんな不安も杞憂に終わり、ありがたいことにチーム内でかなり好評なようでとても嬉しいです。作業しながら・昼ごはんを食べながら聞いてもらうイメージだったのですが、聞き入ってしまって作業が進まないという嬉しいお声もいただきました。
音響まわりも頑張っているおかげか「本当のラジオを聴いたような満足感がある」といったお声もいただいています。
ラジオがきっかけとなって雑談が発生したり、あだ名が定着したりする様子も見られるので、メンバーのことを知ってもらったりコミュニケーション機会を増やすことに貢献できているのではないかと感じています。
また、周りのメンバーがゲストのことを知るだけではなく、ゲスト自身が「自分は周りからこういう風に見られていたんだ!」とお便りや反応から知ることができる機会にもなっています。
チーム内の取り組みとして勝手に開催していましたが、実は CEO に見つかっており、週末の全社 MTG で取り組みについて褒められたりもしました(びっくり)
全社バレしたことにより、Tech チーム外からも「聴いてみたい!」と反応をいただいていますが、今後の展開については検討中です。
まとめ
最初は「とりあえず 1 回やってみるか〜」から始まったラジオの取り組みも既に開催回数が 10 回を超えました 👏 メインパーソナリティを務めてくださっている盛さん、快くゲストとして来てくださったりラジオを毎回楽しみにしてくださるメンバーの方々に本当に感謝しています。
私自身も一緒に働いているメンバーの人となりを知ることが元々好きなこともあって、メンバーひとりひとりにフォーカスが当たる機会として毎回かなり楽しんで取り組ませてもらっています。
社内ラジオ、おすすめです! やろうかどうか迷っている方が居ましたら、是非やってみてはいかがでしょうか。
最後に
弊社 Magic Moment では、フロントエンド・バックエンドにかかわらず全方位的にエンジニアを募集中です!Magic Momentに少しでも興味を持っていただけたら是非エントリーください!
8/30にはFindy様主催のイベントにMagic Momentから石田さんが登壇されます!
よろしければぜひご視聴ください!
さらに、こちらのイベントも8/29開催予定です!こちらはオンラインイベントです。Magic Momentの開発がどんなものか興味を持っていただいた方は是非ご参加ください!
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