Squarespaceに移管されたドメインに身に覚えのないDNSレコードが設定されている
Google Domainsのサービス終了に伴い、Squarespaceに移管されていたドメインたち。そろそろCloudflare Registrarに引っ越そうと思いDNS設定などを見ているとタイトル通り気になったので書き残しておく。
メール転送のセクションにMailgunという見知らぬサードパーティのサービスが指定先になっているDNSレコードが設定されていた。
調べてみると同じ疑問を持った人が質問しているフォーラムが見つかった。
メール転送ルールを作成すると、ドメインの [DNS設定] パネルの [メール転送] セクションに、TXTレコードとMXレコードが自動的に追加されます。当社はメール転送サービス プロバイダーとしてMailgunを使用しているため、これらのレコードの一部には、[データ] フィールドに「Mailgun」への参照が含まれます。
Squarespaceはメール転送にMailgunを使っているとのこと。
以下の場合、ドメインがSquarespaceに移行した後もドメイン転送およびメール転送は引き続き機能します。
つまり、Googleドメインでメール転送を設定していたので、その設定が引き継がれた模様。
なお、今回移管された2つあるドメインの内、もう一方は特にメール転送など設定していなかったのでMailgunを指定したDNSレコードも設定されていなかった。
もう一つ身に覚えのないDNSレコードとしてGoogleレコードなるものがあった。セクションの説明を読んでもちょっとよくわからなかったので調べてみたところ、Google Search ConsoleやGoogle アナリティクス、Google Workspaceで独自ドメインを使うためにドメインの所有を証明するためのレコードだった。
文字列は [コントロール パネルを参照] で、gv-trevcl6ccmt5yk.dv.googlehosted.com のような形式です。
レコードのリストの中から、Search Console により発行された DNS レコードを探します。
- TXT レコードの場合、Search Console の確認レコードは「
google-site-verification=<<数字>>
」のようになります。- CNAME レコードの場合、確認レコードは名前と値のペア(名前にはプロパティ ドメインが含まれ、値には
dv.googlehosted.com
が含まれる)になります。
ちなみに以前はGoogle Search Consoleでドメインの所有を証明するためにはTXTレコードしか選択肢がなく、CNAMEレコードでもできるようになったのは2022年7月以降の話らしい(だからgoogle-site-verification=
の形式には見覚えあったけどdv.googlehosted.com
にはなかった)