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Perplexity Deep ResearchとChatGPTに要件定義をしてもらおう
個人開発でアプリを作る際、市場調査、要件定義、デザインなどを一人でこなすのは大変です。そこで、Perplexity Deep ResearchとChatGPTを組み合わせて、開発の効率をどれだけ向上させられるか試してみました。本記事では、具体的な手順と実際に得られた成果を詳しく解説します。
1. Perplexity Deep Researchで市場調査
1.1 市場調査の目的
市場調査の目的は以下のとおりです。
- 作りたいアプリの市場規模を把握する
- 競合となるアプリをリストアップする
- 競合の強みや弱みを分析する
- 自分のアプリが差別化できるポイントを見つける
市場のニーズを理解することで、開発の方向性を明確にし、成功の確率を高められます。
1.2 Perplexityを使った市場調査の具体的な手順
1.2.1 市場規模の調査
まずは、作りたいアプリの市場規模を調べます。Perplexityに以下のようなプロンプトを入力します。
習慣化アプリの市場規模を調査してください。
- 競合アプリのリスト
- それぞれの強み・弱み
- 収益化戦略
- ユーザー層の分析
1.3 競合アプリの分析
Perplexityで競合アプリの情報を取得し、どのような特徴があるのかを調べます。
習慣化アプリの競合分析を行いたいです。主要なアプリをリストアップし、それぞれの機能や評価、収益モデルを比較してください。
この情報をもとに、競争力のあるアプリを設計します。
2. ChatGPTで要件を深掘り
2.1 要件定義の目的
要件定義は、開発の指針を決める重要なプロセスです。以下の点を明確にします。
- アプリの目的とターゲットユーザー
- MVP(最小限の機能)
- 競合との差別化ポイント
2.2 ChatGPTを使った要件定義の具体的な手順
2.2.1 アプリの目的とターゲットユーザー
ChatGPTに以下のようなプロンプトを投げます。
この市場調査の結果をもとに、アプリのターゲットユーザーを設定してください。
例えば、
- ターゲットユーザー: 仕事で忙しく、習慣を管理したい30代の社会人
- ペルソナ: 田中さん(34歳、会社員)、運動習慣を身につけたいが続かない
2.2.2 MVPの設計
このアプリのMVP(最小限の機能)を考えてください。
出力例:
- 毎日の習慣を記録できる
- カレンダー表示
- リマインダー機能
3. プロジェクトルールにまとめる
要件が整理できたら、AIツール(CursorやGitHub Copilotなど)にまとめます。
プロジェクトルールにこのアプリの要件を書きました。実現するために不足している機能を追加してください。
大まかな骨子をAIに作成してもらい、そこから細かい実装を進めると効率的です。
4. ChatGPTでアプリのアイコンを作成
4.1 ChatGPTでアイコンのデザイン指示
ここが個人的に一番革命的だと感じたポイント。
このアプリのアイコンを作成してください。シンプルで直感的に内容が分かるデザインにしてください。
こう指示するだけで、これまで検討した内容を考慮したアイコンを作ってくれます!
楽!!!
さらに具体的に、
- 青を基調にする
- チェックマークを入れる
- フラットデザインにする
と指示すると、よりイメージに近いアイコンを作成できます。
5. まとめと今後の展望
この手法を使うことで、市場調査・要件定義・デザインまでスムーズに進められました。特に、Perplexityでの情報収集とChatGPTでのアイデア整理を組み合わせることで、開発の方向性が明確になります。
今後の課題として、
- AI生成の情報の信頼性をどう担保するか
- ChatGPTのアウトプットをより精度高くするためのプロンプト設計
- 実際の開発フェーズでの活用方法の深化
を検討していきます。
ぜひ、この手法を試して、個人開発をよりスムーズに進めてください!
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