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ITコミュニティに参加するとキャリアにどう影響する?

2024/11/02に公開

どんな記事?

コミュニティに数年参加しつつ、運営も行っている自分が、
「ITコミュニティに参加するメリット」
について考察する記事です。

自己紹介

はじめまして、まえと申します。
大阪のtoBの受託企業でプロジェクトマネージャーをしています。
エンジニア歴は5年です。

ITコミュニティには参加者として4年、運営としては3年活動しています。
年数だけ見るとそんなに長い間継続しているわけではないですが(自分の周辺比)、
4年間毎月コミュニティに参加していることを考えると密度はそれなりにあるかもしれません。

運営しているコミュニティは ココカラ勉強会 といいます。
大阪のITエンジニア向け勉強&交流会です。
今年からはデブサミ関西のコンテンツ委員に携わらせていただいたりもしています。

なんで書こうと思ったか

  • 自分の活動の振り返りとして
  • 11月にココカラ勉強会でカンファレンスを行うので、その宣伝
  • 「コミュニティに興味はあるけど、ハードル感じて参加できないでいる」方の背中を押したい
  • 「ITコミュニティがあるのは知ってるけど、あんまり興味ない」という人にメリットも知ってほしい

ITコミュニティ参加がキャリアにどう影響する?

転職先、副業が見つかる

まず分かりやすい具体的なメリットとして、これが挙げられます。
実際、ココカラ勉強会の中でも色んな方々の転職を見届けてきました。

ただ、「転職したくてコミュニティ参加したら声掛けてもらえた」という即席的なケースは少なく、コミュニティの中で仲良くなった人とタイミングが一致して一緒に働こうが発生するような、信頼ベースのリファラルが一番多いです。

とはいえ、偶然色んな要素が噛み合えば、唐突に良い選択が現れたりすることもあり、それはそれでコミュニティの面白さだなとも思います。

判断は慎重に

でも良い案件や会社の話ばかりではないと思うので、慎重に判断することをお勧めします❗
具体的な話を聞いた訳では無いですが、利己的な報酬が先行しているような人へは少し疑いの目を持っても良いかも。

キャリアの方向性が決まる

この先どのようにキャリアを進むか悩むとか、現場で行き詰まっているとか、色々あるとおもいますがそういうときこそコミュニティに出向いてみるのはおすすめです。

例えばココカラ勉強会だとWeb、組み込み、ゲーム開発、フリーランス等などごちゃまぜなので色んな現場の話を聞けます。
セキュリティとかPMとか特定の分野に特化したコミュニティに参加するのも面白いです。

企業主催のコミュニティは中の人に直接話しをきけるので、カジュアル面談とはまた別の方法で会社のことを知れたりします。

他の人に話を聞きたいけど、自分の知識がなさすぎて躊躇しちゃうとき

  • 興味ある技術の話聞きたいけど、その道の経験者と話す材料無いなぁ
  • PMの勉強会興味あるけど、プログラマしかしたことないしなぁ

相手の回答を引き出す材料がなくてハードル感じちゃう方はよい質問方法があります。

「自分はまだ全然知識がないですが、興味あるのでお話聞いていいですか?」

何もしらなくても、興味あるというので十分話をする材料になると思っています!
興味持ってもらえてたら嬉しくて話しちゃいますよね。エンジニアのさがなのかも。

そもそもコミュニティに参加している時点で人と話すのが好きな方が多いので、みんな気さくに相手してくれます。
ベテランエンジニアなら特に。いつもありがとうございます。

相談できる(一番したい話)

ここが一番したい話ですが、あまりキャリア関係ありません。すみません。

僕がコミュニティ参加の一番のメリットだと考えていること、それは相談できることです。

社内に技術の話ができる環境がなければ、その技術のコミュニティにいけば存分にできます。
社内で相談しづらいような内容であれば、コミュニティにいる関係のない人が話を聞いてくれます。

「気づいていなかったこと」に気づける

単に話ができることも良いことですが、人と会話することで気づいていなかったことに気づけることがさらに大きなメリットだと考えています。

自分の話で恐縮ですが、日々仕事をこなす中で「自分にはできない、ここではできない」と思っていたことがありました。
でも実際はできないなんてことはなく、アプローチの仕方や取り組むスコープを小さくすれば少しずつ結果がでました。
そもそも「そうなっていない」だけで「できない」わけではなかったし、なんなら「そうなっていないと思っている」だけのこともあったりしました。

日々仕事をしている中では目の前のことに集中しすぎて、意外と固定概念に囚われていたりします。
悩みや課題、諦めは一歩引いて見てみれば意外と解決の糸口が見つかったり。

そのような「自分では気づいていないこと」は、人との会話の中で、それが分かっている人に促されたり、人との差分から気付けるんだと思います。

コミュニティは外部リソース

コミュニティで相談することのメリットは、会社と地続きではないことにあると思います。
会社という一つのコミュニティの中で、まるごと気づいていないことやできないと思われていたりすることもあったりするかも。
(そのあたりうまくコミュニティ形成している会社は素晴らしい!)

自分のキャリアを振り返ってみると、色んな挑戦や活動ができた実感があります。
それは一人で煮詰まったときに外で相談できる場所があったからだと思います。

抽象的な話になってしまいましたが、要するに一人で考えなくて良いということが言いたかったです!

宣伝

最後に宣伝させてください!

11/23(土) 新大阪の会場にて、「Next Step Meetup」というミートアップを開催します。

「次のアクションが見つかる場所」をテーマに、新たな出会いやキャリアのヒントになるようなイベントを企画しています。

OSTという形式で、他の参加者と自分の悩みについて相談したり、興味のある技術を語ったりできる時間もあります。
今回の内容で少しでもITコミュニティに興味が出た方はぜひ遊びに来てくださったら嬉しいです!

おわり。

https://kokokara.connpass.com/event/327762/

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