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【ネットワーク基礎】ICMPの基礎
はじめに
ネットワーク基礎について学習していく中で、ICMPというワードが分からなかったため、簡単にまとめてみました。
ICMPとは
※https://www.cloudns.net/blog/what-is-icmp-internet-service-message-protocol/ より
ICMPは、IPプロトコルに付随する補助的な通信プロトコルです。
ネットワークの到達可能性の確認やエラーや通信の異常を通知するために使用されます。
ICMPは「通信データを運ぶため」ではなく、「通信の状態を知らせるため」に使われます。
IPプロトコルはデータの送受信に使用されるプロトコルですが、処理の結果を報告する機能はないため、ICMPプロトコルで補完します。
pingコマンドとICMPの関係
ping コマンドは、ICMPを使っています。
具体的には、Echo Request(応答を求める)を送信・相手が Echo Reply(応答)を返すかを確認という流れです。
これにより、ネットワーク上で相手ホストが生きているか(=死活監視)を確認することができます。
なお、pingが通らない=サーバが落ちているとは限りません。死活確認が通らないときは、ICMPの制限の可能性もあります。
※traceroute もICMPを利用しています。パケットの生存時間(TTL)を徐々に増やしながら送信することで、通信が通過するルーターの情報をICMPエラーとして取得します。
これにより、「どこで通信が止まっているのか」を調べることができます。
まとめ
とてもざっくりではありますが、ICMPについてまとめてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考・画像引用元URL
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