【基本】インターネットとは
前回、『【基本】クライアント・サーバーモデル』でクライアントとサーバーはインターネットを経由してお互いがコミュニケーションをとっていることを解説しました。
この両者の接続を可能にしているインターネットとは何者か、そしてどんな流れで接続するのか、ざっくり解説していきます。
インターネットとは
インターネットは、世界中のコンピュータやデバイスが接続された巨大なネットワークのこと指します。
パソコンやスマートフォンから回線・ISP事業者を経由して、この巨大なネットワークにアクセスし、つながっています。
コンピュータやデバイスは共通のルール(プロトコル)に従って通信が行われています。この共通のルールであるプロトコルを使用することで、他のコンピュータやデバイスとのデータ送受信を可能にします。
私たちはブラウザを経由してサーバーにリクエストを送信することで、ウェブサイトを閲覧したり、メールを送受信したり、動画を視聴したりすることができます。
インターネットは、無数の小さなネットワークが相互に接続されることで成り立っているのです。
インターネットに接続するためには
巨大なネットワーク網であるインターネットにアクセスするためには、ISP(プロバイダー)を経由する必要があります。
※ISPの解説については別の記事でまとめますので、詳細は割愛します。ここではインターネットに接続するためにはISPのサービスを利用する必要があることを押さえてください。
インターネットの接続プロセス
ざっくり全体像
※「プロバイダー」はISP事業者のことを指しています。
ページを表示するまでの流れ
※上記の図のブラウザと各サーバーはインターネットを経由してデータのやりとりが行われています。
接続プロセス
1.リクエストの送信
ユーザーがブラウザにURLを入力すると、DNSサーバーに問い合わせてIPアドレスを取得します。どこにアクセスすればいいか、住所であるIPアドレスを取得します。
2.パケットの送信
ブラウザは取得したIPアドレスに対してHTTPリクエストを送信します。
このリクエストはパケットに分割されて送信されます。
3.ルーティング
ルーターがパケットを適切な宛先に転送します。
パケットは複数のルーターを経由して目的地に到達します。
4.レスポンスの受信
宛先サーバーはリクエストに応じたデータをパケットに分割して返信します。
ユーザーのデバイスはこれらのパケットを再構成して表示します。
参考URL・画像引用元
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