【ネットワーク基礎】インターネットゲートウェイ
はじめに
前回、デフォルトゲートウェイについて解説しました。
以前にインターネットに接続するためにはグローバルIPアドレスが必要で、それは通常、プロバイダ(ISP)から一時的に割り当てられることを解説しました。そのうえで、現在属しているネットワーク(自宅や職場のネットワーク)とインターネットの間には通信の出入り口としてインターネットゲートウェイというものがあります。
今回は、ネットワークとインターネットの出入り口となるインターネットゲートウェイについてざっくりまとめていきます。
インターネットゲートウェイとは
内部ネットワーク(例:自宅や会社のネットワーク)とインターネットをつなぐ“出入口”のことを指します。ゲートウェイがないと、インターネットには接続できません。
インターネットゲートウェイは、ネットワークとインターネットの「門番」として接続、変換、保護の3大機能を持っています。
① 接続
ネットワークの内側(家庭内・会社のLANなど)と外側(インターネット)をつなぐ窓口として、インターネットとの通信を仲介します。
私たちが、パソコンやスマホをつかってネット上のサイトとやり取りする際、その通り道となります。
例えば、自宅のPCでGoogleで検索するとき、ゲートウェイを通じてGoogleのサーバーと通信をしています。
② 変換
プライベートIPアドレス(内部)とグローバルIPアドレス(外部)の変換をNAT機能によって行なっています。これにより、内側のネットワーク機器は、共通の1つのグローバルIPアドレスを使って外部と通信することができます。
例えば、自宅の中の複数の端末が、1つの回線・IPでインターネットに接続できます。
③ 保護
内部ネットワーク(LAN)と外部ネットワーク(インターネット)の境界で「通信を制御し、脅威から守る」重要な役割を果たします。どんな通信を許可し、どれをブロックするかを判断する「フィルター」の役割も果たしています。
ファイアウォールと連携して、外部からの不正アクセスを防ぎます。
※ここではファイアウォールの詳しい解説については割愛します。
※ファイアウォールはルーターに内蔵されている場合と、スタンドアローンの場合があります。
まとめ
今回はゲートウェイの中のインターネットゲートウェイについてまとめました。
ネットワークとインターネットの仲介役として3つの機能があることを見てきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考・画像引用元URL
ChatGPTの解説を参考にし、なるべくシンプルな表現に変更
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