【Git】コミットは「作業のレポートを書くこと」
はじめに
Gitを使用しているときに使うコミットについて理解するときに大事な観点があったため、ここに記録として残していきます。なお、本記事は、自分がコミットメッセージをChatGPTに添削してもらって受けたビューやアドバイスをもとに作成しています。
コミットとは
ポケモンでいうところのレポートを書くようなもので、その瞬間のスナップショットを指します。
特徴
・いつでも好きなコミットに戻ったり(チェックアウト)、比較したりできる
・履歴が積み重なって「作業の歩み」がわかる
コミットのベストプラクティス
ポイント | 理由 |
---|---|
こまめにコミット | 変更履歴が細かく、修正や調査がしやすい |
意味のある単位で切る | 後から見て何をしたか理解しやすい |
途中でもコミットOK | 安全・安心、作業の途中で区切れる |
メッセージは具体的に書く | チームで共有するときに助かる |
1. こまめにコミットする
作業途中でも「意味のあるまとまり」ができたらコミットするのが理想
一気に大量に変更してコミットするより、履歴が細かいほうが後から振り返りやすい
(例)
・バグ修正のひとまとまり完成したとき
・新機能の一部が動くようになったとき
・リファクタリングしたとき
2. コミットの粒度は「一つの目的に対して1コミット」
コミットは「〇〇を実装」「〇〇を修正」「△△をリファクタリング」といった単位がわかりやすいです。
変更内容がごちゃまぜにならないように意識し、複数の異なる変更は別々のコミットに分けること。
3. 作業の途中でも「小さく切り分けて」コミットしやすいならする
作業が長くなると「どこで何をしたか」がわかりづらくなってしまいます。
自分だけでわかればOKのときは、途中コミットで履歴を残しておくと安心です
4. コミットメッセージはわかりやすく具体的に
「fix bug」「add feature」などざっくりよりも、
「Fix login error when password is empty」や
「Add user profile edit screen with validation」
のように詳細に書くとチームで振り返ったときにわかりやすくなります。
5. 機能やバグ単位でコミットを切る
1つのコミットは「何をしたか」説明できるまとまりにします。
テストやドキュメントの修正があれば、それも別コミットにするのが理想的です。
コミットメッセージにまとめておくと良いポイント
1. 何をしたのか(変更内容の要約)
何が変わったのかを簡潔に書く
(例)「ユーザーログイン画面のバリデーションを追加」
2. 変更が必要だった理由
変更の背景や目的を簡単に伝えると後から理解しやすい
(例)「パスワード未入力時にエラーが出ず不具合だったため修正」
3. どんな影響や結果があるか
動作の改善点や副作用などがあれば補足
(例)「これにより空のパスワード送信が防止される」
まとめ
Gitのコミットメッセージは後から履歴を確認するときに、ぱっと見で理解できることが開発効率の観点から重要です。また、こまめに目的単位でコミットすることで、特定が早くなるため、ベストプラクティスを学んでチーム開発に貢献していきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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