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【ネットワーク基礎】ざっくりルーターについて解説
はじめに
ネットワークにおいてデータを送る際にルーターがとても重要な役割を果たします。
今回は、そんなルーターの役割をざっくりできるだけ組み砕いてまとめていきます。
ルーターとは
ルーター(Router)は、異なるネットワーク間を接続し、データパケットを適切な宛先に転送するネットワーク機器です。自宅やオフィスで使用したことがある人も多いと思います。
このルーターは郵便物を仕分ける郵便局や、交通量を調整する交差点のような役割を果たします。
ルーターの主な役割
1. ネットワーク間の接続(異なるネットワークの橋渡し)
ルーターを中心にしたネットワーク、同一LAN内の端末同士や、LANとWAN(インターネット)を接続する役割を果たします。
(例)自宅LANとインターネット、支店LANと本社LANの接続
2. 最適な経路選択(ルーティング)
常にネットワークの混雑状況を考慮し、宛先までの複数の経路から最適な道を選択します。
ルーターは「ルーティングテーブル(経路表)」という重要な地図のようなものを持っており、パケットをどこに転送すべきかを判断しています。
3. プロトコル変換
異なる通信規格間の変換(例:光回線とイーサネット)し、データ形式の調整を行ないます。
パケット転送の流れ
- ルーターがパケットを受信
- 宛先IPアドレスを確認
- ルーティングテーブルを参照
- 最適な経路を選択
- 適切なインターフェースからパケットを転送
まとめ
今回はかなりざっくりルーターの役割とパケット送信の流れをまとめました。
この機能を理解するためには追加で必要な知識があるため、その点は追々まとめていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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