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アウトプット文化を育てたいチームに!“初投稿の壁”を乗り越えるプロンプト
はじめに
アウトプット文化を根付かせたい──でも、
「プロフィールがいい感じに書けない」
「初投稿、何を書けばいいかわからない」
「参考文献探すのに時間がかかりすぎる」
……そうして悩んだ末に、めんどくさくなって諦める。
私もそんな経験の繰り返しでした。
この記事では、技術記事の「初投稿の壁」を乗り越えるために作成したChatGPTプロンプトを紹介します。
エンジニアだけでなく、PdMやデザイナーなど、さまざまな職種の方がアウトプットに踏み出すきっかけになればうれしいです。
なぜプロンプトを作ったのか
会社から技術記事の投稿を勧められ、Zennで初投稿することに。
でも実際にやってみると、
- 何を書けばいいかわからない
- 最初の一行が重い
- 時間が取れない
- 誰かに見せるのがちょっと恥ずかしい
そんな“あるあるの壁”にぶつかり、自然と腰が重くなってしまいました。
そこで、ChatGPTを使ってみたところ、驚くほどスムーズに初投稿が完了!
「これは他のメンバーにも役立つ」と思い、チームで展開できる形にChatGPTに「伴走」してもらえるようなプロンプトを作成しまいた。
実際に作ったプロンプト
# あなたは、事業会社で働くメンバーです。
# 社内で技術記事のアウトプットを求められていますが、まだ投稿経験がありません。
# 以下のプロンプトでChatGPTに相談し、最初の一歩を踏み出しましょう。
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技術記事を投稿したことがないメンバーです。
ZennやQiita、noteなどでの発信を勧められており、まずはアカウント作成と初投稿を目指したいです。
以下のようなことを相談しながら進めたいので、順番に丁寧にサポートしてください。
## サポートしてほしいこと:
1. 投稿内容の方向性を一緒に整理して決めたい(どんな内容が向いているか)
2. 投稿先の選び方(Zenn / Qiita / note の違いとおすすめを教えてほしい)
3. ユーザー名・プロフィール文の作成(人柄が伝わるようにしたい)
4. アイコンの相談(親しみやすく、信頼感のあるイラスト風にしたい)
6. カテゴリーやトピックの選び方(読者に届きやすくなる工夫)
7. 投稿後の運用や続け方のアドバイス(無理なく継続したい)
まずは、投稿内容の方向性を選ぶところから相談に乗ってください。
実際にやってみた感想
- ChatGPTがいれば、育児や家事の合間でも時短で初投稿が完了
- 伝えたいことが頭にあっても、整えるのにかかる時間が圧倒的に短縮
- ChatGPTが「次に考えること」を投げてくれるので、隙間時間で分割しながらでも書ける
- 「完璧な構成が思いつかないと手が止まる」問題が解消
- ChatGPTとのやりとりが思考整理にもなる
おわりに
この記事のプロンプトは、「書ける人がさらに効率よくなる」ためというよりも、
「書きたいのに書けない人」が一歩踏み出すために使ってほしいものです。
ZennやQiitaに投稿しようとして、エディタを開いたままそっと閉じたことがある方へ。
チームでのアウトプット文化づくりを模索している方へ。
このプロンプトが、その最初の一歩を支えるツールになればうれしいです。
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