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Google Takeoutを使ってGoogle フォトをOneDriveへエクスポート(バックアップ)してみた

2021/05/19に公開

表題の通り。

私はMicrosoft 365 Personalのサブスクリプションを持っているため、1TBの領域がOneDriveにあります。そこにGoogle フォトのデータをエクスポート(バックアップ)する際のスクリーンショットの記録です。

エクスポート作業

Google Takeout を開く

https://takeout.google.com

Step 1

エクスポートしたいサービスを選びます。全部入りでいいでしょう。

Step 2

  • 配信方法: OneDrive
  • 頻度:
    • 1年間2か月ごとにエクスポート
  • ファイル形式とサイズ
    • ZIP
    • 分割サイズ: 4GB以下を選択

頻度は目的で変えます。他サービスへの乗り換えであれば「1回エクスポート」を、定期的なバックアップであれば「1年間2か月ごとにエクスポート」が便利です。
どちらにしても初回のエクスポートはすぐ作成されます。

ファイル形式はZIPが扱いやすいでしょう。
分割サイズを4GB以上にすると「ZIP64形式」と表示されますが、Windows 10 21H2 であれば直接開くことができるため、気にする必要はありません。また、分割サイズは4GB以下がオススメです。理由は後述の「失敗」の部分をご覧ください。また、

Google Takeout => OneDrive へのアクセス権を有効化

Googleアカウントの再確認

エクスポート開始

エクスポートが開始されると以下のような画面となります。

また、以下2通のメールが来ます。

  • 件名: ご使用の Microsoft アカウントに新しいアプリが接続されました
  • 件名: Google データのアーカイブがリクエストされました

あとは完了のメールを待ちましょう。

エクスポート処理はキャンセル可能です。キャンセルしたら改めてエクスポートを開始できます。

エクスポート結果

エクスポートが終わるとこのようなメールが来ます。

https://takeout.google.com/settings/takeout/downloads に移動すると結果が見られます。

エクスポートにかかる時間(目安)

58GBのGoogleフォトデータ(4GB/ファイル、15分割)で2時間でした。
ちなみにOneDriveにアップせずに、ダウンロードリンクだけであれば1時間程度でお知らせが来ました。

エクスポート先

OneDrive > アプリ > Google⁠ Download Your Data にエクスポートされます。

この時、OneDriveやアプリのフォルダに対して「このデバイスで常に保持する」設定をしているパソコンがある場合、そちらに同期されます。大きいファイルの時には気を付けましょう。

エクスポートファイルの中身(ZIP)

エクスポートファイルの中身はZIPの場合、以下のようになっています。

ZIPファイル > Takeout > 種類 > 種類毎にそれぞれ

分割された場合でも "圧縮後に分割された形式" ではないため、個別に取り扱い/展開が可能です。ただし、どのZIPファイルに目的ファイルが入っているのかは実際に開く必要があります。

失敗する場合もある

このようにアップロードに失敗する場合があります。

エクスポートデータ自体は作成されており、Google Takeoutの管理画面からダウンロードは可能です。あくまで、アップロードだけが失敗したということです。

ログが無いため原因特定ができないのですが、経験則だと1ファイルあたりが大きい時、具体的には10GB/ファイル以上の場合に失敗します。
また、失敗の仕方もAll or Nothingではなく、例えば10ファイルのうち1ファイルが失敗するといった事もあり得ます。

回避策は1ファイルあたりのサイズを小さくすることです。これも経験的なものですが、4GB/ファイル以下で失敗したことはありませんでした。

また、どのファイルが失敗したのかはGoogle Takeoutの管理画面でわかりますので、ダウンロードしてから補完も可能です。(手間がかかりますが)

頻度=1年間2か月ごとにエクスポートの場合の今後

結果わかったらアップデートします。

EoT

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