Open1

WSLの操作関係

m10k1m10k1

WSLが使用するディスク場所を変えたい

WSL2では仮想ハードディスク(VHD)ファイルを使用している。これを別のドライブに移動させるには

1. WSLを停止させる

wsl --shutdown

2. 移動させたいディストリビューションをエクスポート

wsl --export [ディストリビューション名] [出力先ファイル名]

# 例
wsl --export Ubuntu c:\temp\ubuntu_backup.tar

3. ディストリビューションの登録解除

wsl --unregister Ubuntu

4. 新たに場所にディストリビューションをインポート

wsl --import [ディストリビューション名] [インポート先フォルダパス] [エクスポートしたファイル」

# 例
wsl --import Ubuntu F:\wsl\ubuntu f:\tmp\ubuntu_backup.tar

5. デフォルトのユーザーの設定

インポート後はデフォルトのユーザーがrootになってしまうので、元のユーザーに戻す

ubuntu config --default-user [ユーザ名]

ubuntuコマンドはディストリビューションごとのコマンド
コマンドが利用可能かは以下のようにすれば確認できる

Get-Command *ubuntu*

例えば、ディストリビューションがUbuntu 22.04の場合
コマンドは、 Ubuntu-22.04やUbuntu2204のような名前になっている