Open2

WSL2のポートをWindowsホストのフォワーディング

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WSL2は動的にIPアドレスを割り当てられるため、ポートフォワーディングを自動化するスクリプトを設定します。以下の手順を実行：

  • PowerShellスクリプトを作成
param(
    [Parameter(Mandatory=$false)]
    [int[]]$Ports = @(8080)  # デフォルトは8888、複数ポート指定可能
)

$wslAddress = bash.exe -c "ip addr show eth0 | grep -oP '(?<=inet\s)\d+(\.\d+){3}'"

foreach ($port in $Ports) {
    Write-Host "Setting up port forwarding for port $port..."
    netsh interface portproxy delete v4tov4 listenport=$port listenaddress=0.0.0.0
    netsh interface portproxy add v4tov4 listenport=$port listenaddress=0.0.0.0 connectport=$port connectaddress=$wslAddress
    Write-Host "Port $port forwarded to WSL address $wslAddress"
}

使用方法

  • スクリプトの実行: PowerShellを管理者権限で起動し、スクリプトを実行：
.\script.ps1 -Ports 3000

.\script.ps1 -Ports 8080,3000,5000

.\script.ps1

Windows ファイアウォールの設定

外部PCからホストPCのポート（例: 8080）にアクセスできるように、Windowsファイアウォールで該当ポートを許可する。

  1. ファイアウォールルールの追加:
netsh advfirewall firewall add rule name="Allow Web Server Port 8080" dir=in action=allow protocol=TCP localport=8080
  1. 確認
    ファイアウォール設定が正しいことを確認するため、別のPCからホストPCのIPアドレス（例: 192.168.1.x:8080）にブラウザやcurlでアクセスする。
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  • Dockerのネットワークモード:
    デフォルトでは、Dockerはブリッジネットワークを使用する。
    必要に応じて、hostネットワークモード（--network host）を使用すると、コンテナがホストのネットワークを直接利用できる。
    ただし、WSL2ではhostモードが制限される場合があるため、ブリッジモードでポートマッピングを使う方が一般的。

  • WSL2のIPアドレスの動的変更:

WSL2のIPアドレスは再起動ごとに変わる可能性があるため、
ポートフォワーディングスクリプトを定期的に実行するか、
.wslconfigで固定IPを設定する（上級者向け）ことを検討。