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【合格体験記】GitHub Copilot 認定資格を受験してみて

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去る2025/08/24(日)、 Microsoft 認定資格 GitHub Copilot を受験し、スコア745点で合格しました。
700点が合格ラインなのでギリギリでした。
本記事では、この試験の概要、受験に必要な準備、筆者が行った(あるいは行うべきだった)試験対策などを書いています。
どこかの誰かの未来に繋がれば幸いです。

試験概要

試験名の通り、GitHub Copilot についての知識量を測る試験です。
基本的な試験概要は序文にも貼った試験公式ページへのリンクから得られるかと思います。
ここでは、公式ページをパッと見ただけでは分かりにくいところを簡単に説明します。

試験形式

いわゆるCBT試験です。マウスとキーボードとディスプレイを使った試験になります。(この試験ではキーボードは一切使いませんでした)
問題数は65問で、全ての問題が選択式でした。(4つの選択肢から1つまたは2つ選択する)

受験場所

オンライン受験か、全国各地にあるピアソンVUEのテストセンターで受験できます。(テストセンターのリスト)
筆者は町田ITテストセンターで受験しました。

受験言語

完全日本語で試験を受けることが出来ます。
しかし、翻訳精度はあまり高くないです。
試験本番中は英語原文に表示を切り替えできるため、日本語が怪しい箇所は原文も確認すると安心です。

受験に必要な準備

試験の予約

Microsoft Learn にサインインした状態で、試験公式ページの「試験のスケジュール設定」ボタンから試験の予約が行えます。
予約の際、本人確認のために住所などの入力が求められます。
ここで入力した内容と一致する身分証明書の提示が試験当日に必要になります。
しかし、日本語入力だと弾かれてしまいます。困った筆者はローマ字表記で入力しました。
筆者はローマ字表記の身分証明書を所持しておらず、日本語表記の身分証明書でも大丈夫か不安でしたが、それでも照会は大丈夫でした。(マイナンバーカードを提示しました。)

試験対策

試験公式ページに「試験の準備」と題された2つのトレーニングが用意されているので、走破します。
その後、同ページの「試験に向けた練習」で50問の練習問題に取り組みます。
この練習問題で毎回満点を取れるようにします。(トレーニング走破後であればそれほど難しくは無いです)
筆者は上記の状態で試験に挑みましたが、合格点ギリギリという結果になりました。
試験本番では、上記のトレーニングや練習問題では少しも触れられなかったような問題も出題されます。
GitHub Copilotの公式ドキュメントもしっかり読み込んで、知識の強化を行っておくことをオススメします。(意外だったところでは、「請求サイクル」や「シートの割り当て」などからも出題があります)
出題範囲については、本試験の学習ガイドが参考になりそうです。

感想

受験料が12,180円と高額ですが、それに見合うインプットになったかと言われると微妙でした。
普段の業務の中で GitHub Copilot を使用しているので、ある程度の前提知識を持っていたためかも知れませんが、新たな学びよりも既に知っていることの再確認のような内容が多かったです。(合格点ギリギリで何を言っているんだという感じではありますが)
進化の激しい生成AIの分野では仕方の無い事ですが、試験の内容に若干の古臭さも感じます。
最近追加された機能については、触れられることはありませんでした。(コーディングエージェントやMCPなど)
とはいえ、受験を通して何も得られなかった訳ではなく、CLIでの使用方法や Enterprise プランでのみ使える機能についてなど、普段気にしていない領域の知見を得られたのは良かったと思います。

ラグザイア

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