実務未経験から株式会社ラグザイアに入社して1年が経つまで
はじめに
はじめまして、uchihiroと申します。
2023年6月に株式会社ラグザイア(以下ラグザイア)に入社し、約1年が経過しました。
振り返るのにちょうど良いタイミングなので、入社までの経歴やラグザイアに入社した経緯、業務をしていく中での感想をまとめられればと思います。
自分は実務未経験から入社をしていますので、そのあたりにも触れつつエンジニア転職を目指している方の参考になればうれしいです。
自己紹介
- 埼玉県在住(フルリモート勤務)
- 30歳
- 前職は賃貸の仲介をしていました
- 実務未経験からエンジニアになりました
- 主にRuby on Railsを用いた開発に携わっています
- 最近はいろんなポン酢を試しています
入社前までの経緯
前の職場で仕事をしている中で、人々や企業が抱えている課題を解決できるようなサービスに直接携われる仕事をしたいと思うようになり、Webエンジニアを目指すことを決意しました。
スクールを活用して実務に必要な技術を身につけようと考え、フィヨルドブートキャンプというスクールで2年ほど学習しました。途中までは仕事をしながら学習をしていたため、他の受講生と比べて学習時間は長かったと思います。
ラグザイアを知ったのは、フィヨルドブートキャンプ内で開催されたオンラインの会社説明会に参加したときです。後述しますが、会社説明会をきっかけに入社したい気持ちが強まって応募に至り、どうにか選考を乗り越えて現在働いています。
なぜラグザイアに入社したか
ラグザイアに入社する決め手となったのは、以下の3点です。
会社説明会の雰囲気や印象が良かった
会社説明会ではいくつかのグループに別れ、参加者と社員2人が話す時間がありました。そこでは自分も何点か質問をしたのですが、とても丁寧に答えていただいたことが強く印象に残っています。実務未経験の状態だと経験値が少なくなりがちな技術など、入社を目指す上でのアドバイスもいただきました。
また、会社説明会が終わった後に一部の参加者と社員の方々で雑談をしたのですが、その時の雰囲気もとてもフレンドリーで、こういう会社で働きたいなと感じました。
研修制度が手厚い
実務未経験だったため、スクールで学習をしていても「本当に実務をこなせるだろうか……」という不安は常につきまとっていました。そのため、転職活動時は研修制度の手厚さを重要視していました。
ラグザイアでは研修期間が2ヶ月設けられていることや、研修対象者1人につき研修担当が3人いることなどから、抱えていた不安を解消した状態で実務に入ることができそうだと感じました。
自分たちの会社をより良くしていこうという想いが見えた
ラグザイアでは、現在「委員会」という会社をより良くするための活動に携われる制度が設けられています。委員会ごとに活動の違いはありますが、自分たちの会社をより良いものにしていこうという想いが委員会という制度にも現れていると感じ、入社の決め手の1つになりました。
入社後の業務について
ここからは入社〜現在までに何をしてきたのかをざっくりまとめたいと思います。
2023年6月〜8月:研修
2ヶ月の研修では、前半にRuby、SQL、Ruby on Rails、JavaScriptに関する基礎的な部分を学びました。後半はものづくり研修として自作のアプリケーションを作成しました。
研修中は詰まる箇所もいくつかありましたが、都度研修担当の方に相談しアドバイスをいただきました。また、レビューなどを通して自分に抜けていた視点に気付かされることもしばしばありました。
他にも技術的な部分だけでなくチームで働く上で重要なマインドも教えていただいたことで、大きくつまずくことなく案件にアサインできたと感じています。
2023年8月〜現在:案件にアサイン。業務を行う
案件に入ると、アプリケーションの規模の大きさにまず驚きました。そして、コードだけでなくサービスに関する知識の必要性も実感しました。
時々壁にぶつかることもありますが、チームの方からサポートやアドバイスをいただくことで業務をこなすことができています。苦戦していたことが少しずつできるようになったり、最初はなかなかできなかった質問や提案が行えるようになってきたことに気づく瞬間があり、前より成長できているなと感じています。
2024年4月〜5月:案件と並行して新人研修を担当
入社から1年弱経った頃、新人研修を担当しました。他の人に教えたり質問に答えたりすることで、自分が理解しきれていなかった部分を改めて知ることができました。
案件との両立や説得力を持ってアドバイスをすることの難しさを感じることも多かったですが、他の研修担当の方に適宜相談することで最後までやり切ることができました。
入社して業務をしている上での感想
ここでは業務をしている上で感じたことを書いていければと思います。
先輩方の技術力が高く、技術やエンジニアとして働く上でのスタンスを吸収できている
研修や案件を通じて先輩方と話をしたりレビューを受ける機会があります。その際に「こういう考え方があるのか」「こういうコードの書き方があるのか」という学びを日々得ています。
また、先輩方のアドバイスを通して「今はどういったスキル・考え方を身につける必要があるのか」を整理し、そのためにどういった行動を取る必要があるのかを考えるきっかけにもなっています。
質問・報告をすること、より良い質問・報告をすることの重要性
実務経験が少ないため、仕事が上手くいかない場面は多くあります。その際に以下のような行動を取ることがチームで働く上で重要だと実感しています。
- 一人で考えすぎず、質問を行い解決に向けてアプローチすること
- 進捗を適宜報告し、上手くいっていない場合はアラートを早めに発すること
質問や報告に関しても、ただするのではなく適切なタイミングかつ伝わりやすい内容で行う必要があります。
自分の場合は、実装時に考えていることや詰まっていることをSlackにできるだけ書くようにしています。書くことで自分の考えを整理することができ、質問・報告もより良い形になっているように思います。それでも時々上手く質問・報告ができなかったと感じる場面があるので、この先も試行錯誤していく必要がありそうです。
自分の経験値が少ない部分について、入社前にある程度触れておくとより良かったかも
入社が決まったときの自分に何かアドバイスできるとしたら、「経験値が足りてないなと思う技術やツールについて、入社前にある程度触れておくと良い」と伝えると思います。自分の場合はSQLとRSpec、Gitの経験値が少なかったです。
実務では使う機会の少ない技術・ツールもありますが、いざ使おうとすると経験値が足りないので時間がかかってしまいます。そのため、入社までに時間があれば経験値の少ない技術・ツールについて復習しておくとよりスムーズに実務をこなせると思います。自分は入社が決まってからバタバタしてしまったのでできなかったです……。
まとめ
入社して1年が経ち、エンジニアを目指す理由の一つであった「人々や企業が抱えている課題を解決できるようなサービスに直接携われる仕事をしたい」は叶えられています。自分が担当した機能が使われているところを見ると、この仕事をしていて良かったと思います。
この記事が、エンジニアとして転職を考えている方の参考に少しでもなれば幸いです。
また、ラグザイアの他の社員が書いた記事もありますので、そちらも併せてご覧いただけますとうれしいです。
株式会社ラグザイア(luxiar.com)の技術広報ブログです。 ラグザイアはRuby on RailsとC#に特化した町田の受託開発企業です。フルリモートでの開発を積極的に推進しており、全国からの参加を可能にしています。柔軟な働き方で最新のソフトウェアソリューションを提供します。
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