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未経験からラグザイアに入社してからの4年間を振り返る

2025/02/05に公開

はじめに

未経験から株式会社ラグザイアに入社して、早いもので4年が経ちました。
今回は良いタイミングなので入社してからの4年間を振り返ってみようと思います。

自己紹介

1995年生まれの29歳です。入社は2020年なので25歳の時になります。
現在はラグザイアのある町田から少し離れている場所に住んでおり、隔月くらいで懇親会に参加する時以外はフルリモートで作業しています。

本題

ラグザイアに入社するまでの経緯

前職の話

ラグザイアに入社する前は全く別業種のメーカー専門商社で働いていました。
もちろんプログラミングの知識もほとんどありませんでしたが、友人がSIerに勤務していたこともあり、暇な時に1度だけSwiftを教えてもらったことがありました。
その時は全く理解できていませんでしたが、「自分の手でサービスを作れる」という点や「頻繁にサービスの修正・更新が行える」という点が魅力的に感じたことを覚えています。

フィヨルドブートキャンプ

その後色々あり、転職を考えていた際に「ITエンジニアを目指してみよう」と思い立ち本格的に勉強を始めました。
少し独学で勉強をした後、「ちゃんとプログラミングを仕事にしている人に教わりたい」と感じフィヨルドブートキャンプに入会。
1年ほど勉強をしましたが、今でもフィヨルドで学んだことがプログラマとしての自分の土台になっていると感じています。
しっかりと基礎的な技術力を身につけたい方にはめちゃくちゃおすすめのプログラミングスクールです。

https://bootcamp.fjord.jp/

ラグザイアへの就職

フィヨルドのカリキュラムが進んでくると「就職活動」のプラクティスに取り組むことになるのですが、フィヨルドから紹介できる企業リストの中にあったのがラグザイアでした。
自分は「自社サービスを持っている企業に就職したい」と考えていたのですが、

  • 受託企業なので幅広い企業のサービスの開発に携われること
  • 面識のあるフィヨルド卒業生の方々が入社しており心強かったこと
  • 2ヶ月間の研修期間が設けられていて、会社の雰囲気に慣れてから案件に入れること

などが決め手となり、ラグザイアに入社することを決めました。
今思い返してみても、上記の3点を決め手に選択をした自分の判断は間違っていなかったなと感じます。

入社1年目

研修

自分はフィヨルドのカリキュラムを全て終える前に入社したため、研修では特例的に2ヶ月間でフィヨルドの最終カリキュラムである「自作サービスの開発」を進めるという形になりました。
ラグザイアの研修担当の方にレビューをして頂きながら、自分の作りたいものを作ることができたこの期間はとてもありがたかったです。
(↓自作サービスでは趣味のプロ野球観戦にちなんで、お気に入りの選手の成績を一覧できるサービスを作りました)

prospects_watcherデモ

https://github.com/KishiKyousuke/prospects_watcher

いざ、案件アサイン

2ヶ月間の研修が終わると、いよいよ案件への配属です。
自分は運良く、この一年目でさまざまなサービスの開発に携わることができました。
アサインされた案件は以下になります。

案件内容 開発に利用した主な技術 主な作業内容
論文注釈共有サービス Ruby, Javascript Ruby on Railsアップグレード, バックエンドジョブのリプレイス, 機能開発など
案件先社内サービスの自動デプロイ構築 Ruby Itamaeでのプロビジョニング, Capistranoを利用した自動デプロイの構築など
在庫管理サービスの開発 Ruby, AWS, Terraform Terraformでのインフラの構築, GitHub Actionsを使ったCI/CDの構築, 機能開発など

見て頂くとわかるように、通常の機能開発に加えてアップグレードやリプレイス、インフラ関連まで幅広い種類のタスクを経験することができた点は非常に良かったと思います。
もちろん初めて触れる技術で右も左も分からない状態からのスタートだったこともありますが、ラグザイアは「業務時間内で学ぶ時間を確保しよう」という考えが浸透しており、自分のペースで学びながら技術を身につけていくことができた点は大きかったです。

入社2〜3年目

BtoCサービスの開発

在庫管理サービスの開発が終わった後、介護施設紹介サービスの開発にアサインされました。
ここまで開発したサービスと比べて規模も大きく利用者も多いということもあり、これまでとはまた違った経験をすることができました。
主にRuby on Railsでの開発が中心にはなりましたが、この案件ではSEO戦略やパフォーマンス改善などの非機能要件の部分や、プロダクトマネージャーやプロダクトオーナーとの折衝、チームでのスクラム開発のいろはなど、「ただコードを書いて機能を作る」以上の部分を学ぶことができた点が印象に残っています。

入社3〜4年目

Reactを使った開発がしたい

3年目までで非常に良い経験を積めている感覚はあったのですが、自分の中でフロントエンドの技術力が足りないという自覚があり、特にReactを使った開発がしたいという希望がありました。
この希望を社内の定期1on1の中で伝えてみたところ、ちょうどRuby on Rails + React / TypeScript+GraphQLという技術スタックの案件があり、そこにアサインされることになりました。
実現するかは状況によりますが、こうした自分の要望を上げやすい風土がある点もラグザイアの良いところだと思います。

この案件では自由診療クリニックの業務管理サービスを開発しており、期待していた通りフロントエンドの技術力を向上させることができています。
また、ともに開発をしているエンジニアの方々の技術レベル・マインドセットが素晴らしく、日々新鮮な学びが得られています。

まとめ

つらつらとこれまでを振り返ってきましたが、個人的な感想としては「理想的な4年間だった」です。
幅広い技術に触れながら技術以外の部分も経験し、学ぶことができたことはラグザイアに感謝しています。
何よりこの4年間で「仕事しんどいな」と感じたことがほとんど無かったことに驚いています。
フルリモートで残業も少なく、ある程度自分のペースで仕事を進められる点が自分に合っていたのだと思います。
そういう意味でもラグザイアは、自分のような「未経験で自分がIT業界でやっていけるか不安な人」に対してもおすすめできる会社だと思います。

ラグザイア

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