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RedashをDocker+GCEで運用に乗せるまで
こんにちは、@t-kurimura です!
2年ほど前にLuupにジョインし、今はDataEngineeringやServerサイドチームのリードなどをメインに担当しています。
今回はかつてのDataチームで、ダッシュボードをData Studioで運用してきたが色々辛くなってきたので、「Redashを入れよう」と提案し構築した話を書いています。
Luup Developers Blog開設以前にしたためたため、LUUPテックブログとして内容は自身のMediumで公開しました。
目次
- Redashをローカルで動かす 🏘
- Redashをインターネットの世界で動かす 🌎
- Cloud Shellでイメージを取得、インスタンス作成・起動
- エフェメラル外部 IP 静的アドレスを昇格
- ドメインを授ける - SSL化する
- nginx.confを整える 📝
- IP直叩きの禁止
- HTTPアクセスの禁止
- Basic認証をかける
- DataSourceを追加 🔍
- BigQuery
- Postgres
- SAMLを設定 ✉️
- 事前の権限整理
- SAMLのアプリを追加
- SAML Metadata URLを配置
- 新規ログインを検知
- 片付け 🧹
- アカウントの削除
- バックアップ関連 💾
- PostgresのBackupの作成
- マシンイメージの作成
- おまけ
- 自分で作ったRedashにBanされた
- 今後🔮
- おわりに📢
本記事
- 構築から1年ほど経過しており、現在の最新情報との変化がある可能性があります
- 執筆に当たり細心の注意を払っておりますが、詳細な内容には誤ったり不十分な内容がある可能性があるためご了承ください
後記
このRedashの構築から1年ほど経過し、今では全社多様な職種のメンバーに利用してもらい、保存されたQuery数は1000件を超える程に浸透しました。
運用をしはじめてからこれまでには、
- v10へのアップデート + SAMLの維持で苦戦したり
- Organization機能を利用し、Redash上の組織複数に分けたり
- Dockerにログが貯まりDiskがいっぱいになってしまったり
といろいろなドラマがあったのでそのあたりも今後共有できたらと考えております。
最近ではRedashの不得手も明確に見えたことや組織やプロダクトのフェーズも変化したことで、他のVisualizationツールの検討やデータ基盤の拡充の推進もより加速していく必要があると考えています。
Luupではデータのサイエンティフィックな活用も当然のことながら、その前段のデータ整備についても明確に注力してきています。
もしLuupでのデータ活用に少しでもご興味がある方いらっしゃればぜひお気軽にご連絡をお待ちしております。
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