iPadでRubyの準開発環境を作る
今年に入ってから,帰宅してはハンター稼業かZ戦士と一緒に武闘家としての活動することが多くなってしまったので,開発する時間がなくなりつつあります(少なくとも,去年に比べると確実に減りました).
もちろん,上の時間は大事な時間なので,減らすことはできても無くすことはできません.
なので,帰宅する前に時間を作ることにしたのですが,iPadを持っていてこれでRubyの開発環境ができるとかできないとか聞いたことがあるので,それができればスキマ時間に開発できると思いやってみました.
注意
- タイトルにある通り,準開発環境です.
投稿時点では,PCと同等の開発環境はできてないので,ご了承ください・・・ - なので,以降のお話も投稿時点でのお話になります.
いいものが出てきたら,都度更新していく予定です
前提条件(というよりも方向性?)
iPhoneのインターネット共有を使うので,通信量が可能な限り抑える様にしています.
なので,クラウドIDE,リモートデスクトップなど,通信量が膨大になりそうな方法は見送ってます(私はやったことないので,そんなことないよ!という方はコメントで教えてください・・・).
ただし,ソースをcloneして発生する膨大な通信は1回すれば終わりなので,これは除きます(あくまで普段使いで抑える)
普段からどこでも開発したいので,大体の職場で持ち込み禁止されているであろうノートPCも見送っています.
ポケットWi-Fiも契約していないので(ry
ほしいことリスト
できないといけないこと
これがないと,そもそも開発ができないレベルのものです.
- Rubyの実行環境
- Gitが使えるツール
- checkout fetch merge pushなど,基本的なコマンドが実行可能
- 今使っているBitbucketに対応
- Rubyに対応したテキストエディタ(ハイライトができればOK)
できてほしいこと
あったら,よりPCの開発環境に近づくからほしい程度で,上に比べたらそこまで必須じゃないものです
- gemで追加されているライブラリが使える
- GitのGUIツール
導入したもの
2018/4/11時点で導入したものです
Ruby実行環境
RubyPico
- 基本的には何でもできます
-
require
が必要なライブラリは公式がサポートしているものに限ります(これが割と曲者?) - ココ最近のアップデートでPOST通信ができるようになったので,LINE APIを試すことができる(はず)!
- gemで手に入れたライブラリは使えません
-
- Gitには未対応,iPad上のフォルダの参照ができないので,ファイルの管理が面倒です
- ソースを実行する度に別窓が開き,そこに
puts
の出力がされるので,テンポの悪さがあります
POST通信ができるのはとてもいいのですが,かゆいところに手が届かない感じがあります・・・
気になる点はrequire 'json'
と書くとそこでエラーになってしまうことです.
RubyPico環境ではjson
はサポートしていると明言されているので,書く必要が無いっぽいです.
気軽に使えるという意味ではいいですが,実際の環境では書かないといけないので,ちょっと気をつけておかないといけないですね.
rubyi
- 見た目があまりイケてないので,自分で設定するところから(設定はできます)
- 標準であるライブラリも含め,
require
するとエラーになります- そのまま
JSON.parse
を使うと,そこでエラーになるので,Jsonデータは使えません
- そのまま
- 使い方が悪いのか(?),ファイルのopenもできない(そこでエラーになります)
ファイルが使えないのも辛いですが,何よりJsonデータが扱えないというところがもっと辛いです・・・
当分は使うことは無いでしょう・・・
Git
Working Copy
- GUI付きです
-
pull
やcheckout
,ステータスの確認はできますが,push
など一部の機能は有料(1800円)になってます - エディタ付きで,簡易的な編集ができます
- 編集機能があるので,差分も見られます
Gitのツールとしては申し分なしだと思います.
TextasticやGoCoEditなどのテキストエディタがWorking Copyと連携されているので,エディタの機能がもうちょっと欲しいときはそれを使うのもありです.
問題点
実行環境とファイル間の連携
実行環境,ファイル管理はどちらもあるのですが,これらの連携が弱いです・・・
Gitからソースを持ってきても,手作業で実行環境に持っていかないといけない状態です(その逆も然り).
結構面倒です・・・
PCに近い環境にするには投資が必須レベル
今の自分のPCの開発環境はタダでできているので,それ基準に考えるとできれば投資はしたくないです.
PCと同等の環境にするには,高くても3000円くらいだと思っているですが,ちょっとでも払う時点で抵抗があります.
まぁ逆に言えば,PCがタダでできる方がおかしいのかもしれませんが・・・
気になっているもの
Codeanywhere
iPadで「どこでも」プログラミングしようで見つけました.
クラウドIDEだったので,スルーしようかと思いました・・・
だがしかし,公式を見てみると,AndroidやiOSのアプリが配信されているのです.
私の中のクラウドIDEをPCで使うときはブラウザを使い,その窓の中にテキストエディタやターミナルがあってそこで開発が進むものと思っていたので,新鮮でした.
専ブラみたいと言ったらそうかもしれませんが,他のIDEは無いっぽいので珍しい気がします.
問題は通信量・・・w
最後に
日々新しいアプリが登場するので,暫くの間は目を光らせておきます.
より良いアプリや問題点が解消できるようなアプリがあれば,是非是非教えてください!
余談
開発環境構築をググっている間に,# TypeというiPhone,iPad用のMarkdownエディタを見つけました.
QiitaやGithub,Gistに投稿機能付きなので,おすすめです(次回はここから投稿したい)
更新履歴
- 4/11
- RubyPicoをより詳細にしました
- 新たに「rubyi」を導入,使用感を追記しました
- 「気になっているもの」を追加しました
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