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CLIだけで完結する GitHub リポジトリ作成&初回プッシュガイド
はじめに
CLI だけで、ローカルにフォルダを作成→Git 管理→GitHub 上にリモートリポジトリを作成→初回プッシュ、という一連の流れを解説します。
CLIとは
CLI(Command Line Interface)は、ターミナルやシェル上で文字ベースのコマンドを入力して操作を行うインターフェースです。
前提条件
- Git がインストール済み
- GitHub CLI (
gh
) がインストール済み&認証済み - SSH 鍵が GitHub アカウントに登録済み
手順
1. 作業ディレクトリへ移動
cd ~/Projects
ポイント 任意の親ディレクトリに移動してください。
2. フォルダの作成&移動
mkdir <任意のリポジトリ名>
cd <任意のリポジトリ名>
例
mkdir info-collector cd info-collector
3. Git リポジトリの初期化
git init
git branch -M main
-
git init
:現在のフォルダを Git 管理下に -
git branch -M main
:メインブランチ名をmain
に
4. 初期ファイルの追加&コミット
echo "# <任意のリポジトリ名>" > README.md
git add README.md
git commit -m "Initial commit"
-
README.md
にはリポジトリの概要を書くと◎ - 必要に応じて
.gitignore
やライセンスファイルも追加してください
5. GitHub 上にリモートリポジトリを作成&初回プッシュ
gh repo create <任意のリポジトリ名> \
--public \ # 非公開なら --private
--source=. \
--remote=origin \
--push
-
--public
/--private
:公開範囲を選択 -
--source=.
:カレントディレクトリからリポジトリを作成 -
--remote=origin
:リモート名をorigin
に設定 -
--push
:作成直後にローカルのmain
をプッシュ
例
gh repo create info-collector \ --public \ --source=. \ --remote=origin \ --push
完了とその後
- GitHub 上に
あなたのユーザ名/<任意のリポジトリ名>
が作成され、 - ローカルの
main
ブランチがorigin
にプッシュ完了。
以降は通常の開発フローで進められます:
git add <変更ファイル>
git commit -m "任意のメッセージ"
git push
まとめ
- 汎用的な手順:リポジトリ名を変えるだけで全体フローが再利用可能
- CLIのみ:GitHub CLI があればブラウザ不要
- モノレポにもマルチレポにも応用可:構成次第で拡張自在
この流れをベースに、自動OCRツールや要約ツールなど、複数のユーティリティをまとめた開発を始めてみてください。
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