LRM株式会社 CTOの本田です。
テックブログを始めることになりましたので、その経緯やZennを選んだ理由を紹介したいと思います。
なぜやるのか？
テックブログやりたい欲の高まり
個人的なモチベーションと、チームメンバーのモチベーションの高まりの両面あります。
弊社が開発しているセキュリティ教育SaaS「セキュリオ」は急成長中のサービスで、成長に追いつくために技術的・組織的に様々な取り組み・変化が起こっています。
個人的に「これって社外から見ても面白い取り組みだよなぁ」「社内にノウハウを閉じておくのはもったいないなぁ」という思いが生まれつつあり、アウトプットできていないモヤモヤ感が募り始めていました。
そんな中、新たにジョインしてくれたメンバーたちから「アウトプットする場が欲しい」という声が出始め、テックブログを始める決め手となりました。
採用に繋げたい
新卒・中途に関わらず、弊社の選考を受けていただける方たちの「開発組織の雰囲気や文化を知りたい」という真っ当な欲求に対して、小綺麗にまとめたプレゼン資料では伝わりきらない違和感がずっとありました。どれだけ資料を工夫して話したところで、圧倒的にリアリティに欠けるんですよね...。
だったらもう全部曝け出してしまえばいい、その手段としてテックブログを活用できるだろうと考えました。
Zennを選んだ理由
開発者コミュニティの大きさという点で、日本国内においてはQiitaかZennの2択になると思います。
コミュニティの大きさや知名度だけで評価すると現時点ではQiitaが圧倒しているように思いますが、以下のポイントを評価し、最終的にZennを利用することにしました。
Zennのコンセプトへの共感
Zennの記事はすべて "Tech" と "Idea" のどちらかに分類されることで情報の整理がうまくされており、ノイジーさを軽減する工夫がされていることが魅力的でした。
"Idea" というカテゴリが明示的にあることで、テクニカルな話だけではなくポエムを自由に書ける雰囲気があるのも良いです。
また、ZennはUI/UXが非常に洗練されており、単純に利用していて気持ちが良いところも最終的な決定の後押しになったように思います。
運用のしやすさ
記事の執筆から投稿に至るまでのフローが効率的に行えるかどうかも重視しました。
執筆という観点では、Zenn・Qiitaともに公式のCLIツールがあるため、どちらもVSCodeなど使い慣れたエディタを活用することができるでしょう。
Zennは記事投稿前のレビュー機能が充実しており、ほとんどGitHubのコードレビューと近い快適なレビュー体験が得られることが魅力的でした。
最後に
正直、テックブログは結局うまく運用できず、もう数年記事が投稿されていないような状況を多く見てきました。
その屍の山を前に「自分たちはそうならない」と言い切れる自信はまだありません。
それでも、今のLRMの開発チームには「書きたい」「伝えたい」という気持ちが確かにあって、その熱が冷めないうちに一歩踏み出してみることにしました。
このテックブログが、私たち自身のアウトプットの場として、また読んでくださるエンジニアにとって何かしらの気づきや参考になる場として、少しずつ育っていけば嬉しいです。
※うまくまとめるのが面倒だったため、このあとがきはChatGPTに書いてもらいました。
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