Kaigi on Rails 2024に参加してきました
みなさんこんにちは!ラブグラフで開発インターンをしている浅井です!
今回は学生としてKaigi on Rails 2024に初参加してきましたので、その感想を書いていきたいと思います〜!!
「ブログを書くまでがカンファレンス」っていう言葉もありますので!
参加したきっかけ
私は以前からPyConやRubyKaigiなどの技術カンファレンスに参加してきた技術カンファレンスオタクです。今回のKaigi on Railsは、もともと個人的に参加を検討していましたが、インターン先のラブグラフがスポンサーとして参加することもあり、より一層参加への思いが強まりました。
会場の様子
今回は、東京ビッグサイトから程近い、有明セントラルタワーホール&カンファレンスにて行われました。
今回のスポンサーの方々
会場は3階と4階に分かれており、3階はもくもく部屋とわいわい部屋、4階のHall RedとHall Blueの2つのホール(以下画像のような)で15分 or 30分のセッションをゆったり聴くことができました。
セッションのお話
実は下記のように、聴講したすべてのセッションでメモ書きをしていました。
この中でいくつかピックアップして自分の感想と共に簡単にご紹介します。
デプロイを任されたので、教わった通りにデプロイしたら障害になった件 〜俺のやらかしを越えてゆけ〜
URL:https://kaigionrails.org/2024/talks/izumitomo/
こちら、Day1で一番インパクトがあるセッションでした。
内容は、新卒1年目時代にデプロイでやらかしたというお話でした。僕がこのセッションの率直な感想は、「刺さるなぁ…」ということです。
私自身、Rails歴はまだ本当に浅い人間であり、これから色々なことを覚えていく中で、登壇者のような場面も遭遇するかもしれないと思いながら、聴講させていただきました。(遭遇しない方が良い)
自分がこの話ですごいと思ったのは、その当時の事件をしっかりと振り返り、それを糧にして新たな問題を解決するというマインドです。一番このセッションのミソはそこだと思っていて、「初心忘るべからず」という気迫を感じました。
作って理解するRDBMSの仕組み
URL:https://kaigionrails.org/2024/talks/ydah/
こちらのセッションは、Kaigi on Railsなのにも関わらず、RubyもRailsも関係なく、RDBMSについてひたすら語るという、非常に特徴的なセッションでした。
自分が非常に面白いな〜と思ったポイントは、RDBMSのアーキテクチャやアルゴリズムについてです。
ちょうど学校の講義でB-tree、B+tree、ページングについてやっているのですが、どの部分で活用されているかがイマイチピンときていませんでした。そういう意味で、こちらのセッションは自分の学習していることと紐づいて、解像度を上げることができたセッションになったと思います。
推し活のハイトラフィックに立ち向かうRailsとアーキテクチャ
URL:https://kaigionrails.org/2024/talks/falcon8823/
こちらは自分にも身近な、自分の好きなコンテンツの現地物販で遭遇する”アレ”のお話でした。
確かに、あのトラフィックをできるだけスムーズに流すにはどのようにしているのかが気になり、こちらのセッションを聴きにきました。
色々工夫する中でも、どうしても難しいことは、「素直に諦める」と言ったことも述べていました。だとしても、できる限りのことを尽くす、そのいった裏側の努力が感じることができ、プロダクトに真摯に向き合う気迫を感じました。
入門『状態』
URL:https://kaigionrails.org/2024/talks/shinkufencer/
自分もRailsの『状態』と言ったものに聞き馴染みがあまりなかったので聴くことにしました。自分の身近なものの『状態』で思い浮かぶなら、ReactのStateあたりでしょうかね?
Rais初心者にもわかりやすい内容で、実際に図とコードを交えながらセッションが進みました。ありがたいです…。
「つらくなる」という言葉を使いながら、どのような状態だと管理が難しくなるか、では実際にRailsだとどんな事例があるのかを易しくわかりやすく説明しており、非常に聴き入ることができました。
自分も日々の業務で「あの部分もそうかも...」と思い、すぐ活かせそうだと思えました!
おわりに
今回、Kaigi on Railsは初参加でしたが、初心者の私でも非常に理解しやすいセッションが多く、聴いていて非常に楽しかったです。1日目の午前中は学校の講義があったため、午後からオフライン参加し、2日目も朝からずっと会場に居たので疲れましたが、得られたものはとても大きいと思います。
そして、ラブグラフの開発チームでの写真も撮ることができました!
また、来年の会場は東京駅直結!有明より近くて嬉しい!ということで、都合が合えば参加しようと思います〜〜!!
ここまで読んでくださってありがとうございました!ではまた〜!
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