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骨伝導イヤホンのすゝめ

2024/05/15に公開1

概要

骨伝導イヤホンは最高です。
shokz

ラブグラフのエンジニアの熊谷です。
今回は自分が普段エンジニアリングをしている時に愛用している骨伝導イヤホンの話をしたいと思います。
よろしくお願いします。

骨伝導イヤホンって?

骨伝導イヤホンとは、音を直接耳に送るのではなく、頭部の骨を振動させて音を内耳に伝えるタイプのイヤホンです。空気振動ではなく骨を直接振動させるって、ちょっとロマンありますよね!
それのどんなところがいいか、自分の実体験を元に紹介していきます。

メリット

いい意味で、環境音を妨げない

音楽を聞く際に没入感を大事にしている人には合わないのかもしれません。耳が塞がっていないので環境音も聞こえてきます。
音楽を聞きながら仕事をしていても、声をかけられたらすぐに気づくことができます。

最近では、外音取込機能がついているイヤホンもあると思いますが、物理的に耳を塞いでしまうのが苦手な方もいるかなと思います。

両耳を塞いでいると注意されることがあるので、最近では自転車に乗るときにも重宝しています。

快適な付け心地

Shokz の骨伝導イヤホンはすごく軽く頭への締付けも強くないので、長時間利用していても違和感なく、というかほとんど付けていることを忘れてしまうくらいフィットしています。

実は骨伝導はずっと利用してみたくて、最初は安い中華製のものを利用して、試していました。
ところが締め付けが強く、長時間の利用をしているとかなり苦痛を伴ってしまいましたので、締め付け具合の設計はさすがだなぁと思っています。
締めつけ感を感じないからこそ、普段の日常に好きな音楽が流れている体験をすることができます。

防塵防水性で、運動中も大活躍

ランニングなどワークアウトしているときにも活躍します。
ランニング時など環境音が聞こえることで、他の人の動きに気がつくことができますし、激しい動きでも頭にフィットして、ズレることなく利用できます。

デメリット

電車やバスではほとんど聞こえない

電車やバスでは環境音が大きすぎて、骨伝導イヤホンからの音は殆ど聞こえないくらいになりました。
骨伝導イヤホンを使うまで、環境音の大きさを意識したことはなかったですが、それほどまでに大きい音が出ていたのですね。
ということで本末転倒感もありますが、Loop の耳栓を利用して対策をしています。
こうなるとこの間は、ほぼインイヤー型のイヤホンを使っている状態と同じですが、移動先や環境音が小さい場所では本来の機能を発揮してくれるので、モードを変えて利用していると思って満足しています。

高音質重視の人には向いていない

思ったより音質はいいものの、オーバーイヤーヘッドホンを使って音質も普段から楽しみたい人には向いていないと思いました。

充電ケーブルが専用のマグネットタイプ

おそらく防塵・防水性の担保のためにマグネットタイプの設計にしているのだと思いますが、充電するには専用ケーブル(付属品)を利用する必要があります。
最近はある程度 Type-C ケーブルに統一できていたのですが、旅行などで長期の移動の際、ケーブルが増えてしまうのは少し悩みどころです。

終わりに

今回は仕事のサポートで使っている骨伝導イヤホンの話でした。
自分はデメリットが霞むほど快適に思って愛用しているのでとてもおすすめですが、新しいイヤホン買おうと思っている方などの検討材料になれればと思います。

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Discussion

クロパンダクロパンダ

以前、骨伝導イヤホンを鳴らした状態でiPhoneを使って録音してみたら、自分が思ってた以上に音漏れしてたので(普通の会話くらいの音量で音漏れしてた)、電車やバスなど公共の場所では結構リスクがあるなと思いました…