ラブグラフエンジニアチームの1週間のMTGを紹介します
みなさん、こんにちは!
ラブグラフエンジニアの関口です!
突然ですが、みなさんのチームではいくつくらいの定例ミーティングがありますか?
定例ミーティングは開発業務に関わるものからチームビルディングに関するものまで、
チームや会社の文化が出るものだと思います。
今回は、ラブグラフエンジニアチームが
1週間でどのような定例ミーティングをしているのかを紹介します。
ミーティング一覧
月曜日と金曜日に会議を集中させ、
それ以外の曜日では、開発に集中できるようになっています。
ミーティングはオフライン開催で、メンバー全員が話しやすい環境を作りつつ、
メンバーの状況に合わせ、オンラインも混合しておこなっています。
1週間でおこなわれる定例ミーティングは以下の8つです。
毎朝
- スタンドアップ
月曜日のミーティング
- プルリクレビュー会
- Zenn記事タイム
- ペアプロ会
金曜日のミーティング
- 勉強会・輪読会
- KPT(1週間の振り返り会)
- タスクの振り分け会
- プルリク振り返り会
スタンドアップ
毎朝15分程度で、メンバーそれぞれが本日実施するタスクを共有します。
開発タスクに関して相談事がある場合はこの時間を利用して相談することが多いです。
進め方としては、1人が進行役になって、各人の今日やることを聞いていき、それらをまとめて Slack に投稿します。
各人がやることをチャンネルに投稿することで、
他のチームから見て開発チームが今なにを進めているかわかるようにしています。
プルリクレビュー会
プルリクレビュー会というのは、その名の通りプルリクをレビューしあうミーティングになります。
始まった背景として、エンジニアチームのメンバーが多くなったことで、
レビュー待ちのプルリクが増えてしまったことがあります。
メンバーそれぞれでレビューしてもらいたいプルリクを出し、レビューしていきます!
同期的なレビューになるため、レビュイー(レビューされる側)が実装の概要などを説明し、
レビュアーは疑問点をその場で解消することが出来ます。
頻度としては1週間に1度ではありますが、
非同期的なコードレビューよりも効率的にレビューすることが可能になります。
Zenn 記事タイム
テックブログを執筆する時間です。
ラブグラフのエンジニアブログは2023年8月に始まり、2024年4月現在で50記事を公開することができました。その背景にはこちらのミーティングが大きく関わっていると思います。
企業がテックブログを運営する障壁となる要因に、ブログの執筆時間の確保があると思います。
1週間に1時間、集中してブログを書く時間を確保することで、記事を絶え間なく公開することが出来ています。
毎週 Zenn を書くミーティングがあることによって、業務の中でブログネタを探す癖が付きました。
下記にも紹介されていますが、ブログを書く際のポイントとして、1時間で1記事を書き終えることを意識しています。
ペアプロ会
ペアプロ会もその名の通り、ペアプログラミングをするための時間です。
毎週ペアプロしたいタスクをメンバーそれぞれが持ち寄り、
ペアに分かれて一緒に開発していきます。
始まった背景としては、ドメイン知識やコーディングスキルの伝達と
普段からペアプロを気軽に頼みやすくすることにあります。
勉強会・輪読会
金曜日の 17:00~17:30 の時間帯だけは週によってコンテンツが変わります。
開催されるコンテンツとしては、勉強会や技術書の輪読会などがあります。
勉強会は1ヶ月に1度開催され、毎月2名のメンバーが
業務内外で勉強したことを発表する会になります。
最近では相対性理論について学んだことを発表してくれるメンバーがいました。
メンバーそれぞれがどのようなことに興味があり、学んでいるのかを知られる良い機会になっています。
輪読会は、開発業務に関連する書籍をみんなで読み合わせる会になります。
これまでに読んだ本としては以下のようなものがあります。
- 苦しんで覚えるC言語
- 詳解Rustプログラミング
- プロダクトマネージャーのしごと 第2版
一人で読み進めるには骨が折れるような本でもみんなで読むことで、
疑問点を解消しながら読み進めることができます。
KPT(1週間の振り返り会)
KPT をおこなう会になります。
しかし、この KPT は一般的にスクラム開発の文脈で語られる KPT とは少し異なる特徴があります。
それは Problem に集中して議論するより、
Keep に着目してチームワークを高める働きがあるということです。
この会の目的として「人を褒める! 褒めるための観察眼を身につける」というものがあります。
チームメンバーの良かった振る舞いを探し、それを相手に伝えることを大切にしています。
入社当初はこの KPT のやり方に戸惑いました。
私自身が KPT は Problem を解消するための時間だと思っていたからです。
しかし、この KPT を通して会社で必要とされる振る舞いを学んだり、
メンバーに対して感謝を伝える習慣を身につけることができました。
今ではとても好きな時間となっています。
タスク振り分け会
週ごとに新規作成されたタスクを、どのメンバーに割り当てるかを決める会です。
新規タスクの振り分けの他に
メンバーのタスク状況の確認もここでおこないます。
プルリク振り返り会
1週間でマージされたプルリクをみんなで見る会です。
実装で苦戦したポイントや工夫した箇所を共有しながら、コードやレビューコメントを振り返る会になります。
自分以外の人が作成したプルリクエストを確認することで、より良いコードを書くために必要なことが学べます。
最近ではチームメンバーが増えてきて、マージ前に全てのプルリクエストを確認することが難しくなってきましたが、
プルリク振り返り会があることで、レビュー出来なかったコードの差分を確認することが出来ています。
終わりに
ラブグラフエンジニアチームの1週間の定例ミーティングを紹介させていただきました!
ラブグラフでは開発業務以外でチームの成長につながる取り組みが多くおこなわれています。
いっしょに働くことに少しでも興味をお持ちいただいた方は、弊社採用ページをご覧ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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