Laravel環境でサクッとS3疎通確認

目的

新規サーバー環境を構築した際にLaravelアプリケーションからS3への疎通確認をサクッとしたい。

Tinkerを使う

TinkerとはLaravelフレームワークに搭載されている対話型のシェルです。
簡単にLaravelを利用したコードを試すことができます。

S3疎通確認

以下でS3アップロード、ダウンロードの疎通確認をします。
文字列をテキストファイルとして保存しているだけなのでファイル準備の必要もありません。

$ php artisan tinker
Psy Shell v0.9.9 (PHP 7.2.10 — cli) by Justin Hileman
>>>  Storage::disk('s3')->put('test.txt', 'hello');
=> true
>>> Storage::disk('s3')->get('test.txt');
=> "hello"
>>> exit
Exit:  Goodbye
$ 

うまくいかない場合

• .envにS3情報が正しく記載されているか
  基本的に.envに以下のような情報を記載する必要があります。

AWS_ACCESS_KEY_ID=[アクセスキー]
AWS_SECRET_ACCESS_KEY=[シークレットキー]
AWS_DEFAULT_REGION=[リージョン]
AWS_BUCKET=[バケット]

• 必要なパッケージはインストールできているか
  通常S3利用には"league/flysystem-aws-s3-v3"などのパッケージを利用します。
  導入済みならば新規サーバー上でcomposer installが実施されているか確認してください。