Node.jsバージョン管理 VoltaをWindowsにインストールする
2021年11月14日時点のWindows10での情報です。
前回 「WindowsでNode.jsバージョン管理ツールをどれにするか」で、WindowsでNode.jsバージョン管理ツールについて調べてみました。
今回は Windows10にVoltaをインストールしていきます。
Voltaとは
公式サイト
- Node.jsバージョン管理ツール
- Rust製で高速に動作する
- package.jsonの内容から、自動でNodeのバージョンを切り替える
- クロスプラットフォームに対応
- 安定バージョンのNode.jsをインストールしてくれる
- npm、yarnなどのパッケージマネージャーをサポート
Voltaをインストールする前に
以前にNodeバージョン管理ツールやNodeをインストールしている場合は、完全にアンインストールしておきます。
以前はバージョン管理ツールにNodistを使用していました。
Windows10環境からNodistを完全にアンインストールする作業手順を別記事にしています。
Nodistを完全にアンインストールする
Voltaをインストールする
Windows用のインストーラーをダウンロード
Volta公式サイト「Getting Started」から「download and run the Windows installer」のリンクをクリックし、インストーラーをウンロードします。
Note
Voltaの機能はシンボリックリンクの作成に依存しているため、開発者モードを有効にする必要があります。
Voltaを昇格権限で実行することは、非推奨です。
Windows開発者モードをを有効にする
VoltaはWindowsの開発者モードを有効にしておく必要があります。
Windows開発者モードをONにしておかないと、Angular CLIのインストール時にVoltaのエラーが発生します。
検索ボックスに「開発者」と入力し、「開発者向け機能を使う」を起動します。
開発者モードをオンにします。
「はい」をクリックします。
Voltaをインストール
ダウンロードしたインストーラーを実行します。
デフォルトのままでインストールしていきます。
ここで
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されるので
「はい」を選択します。
インストールが完了します。
Voltaの動作確認
コマンドラインを起動して[volta]と入力します。
バージョン1.0.5がインストールされていることが確認できます。
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