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ESLint で warning が存在する場合にもチェックを Failure させる
はじめに
この記事は #EveOneZenn (Everyday One Zenn) vol.10 です。
ESLint でチェック結果に warning が存在する場合、チェック自体を Failure させる方法を紹介します。
前回:
--max-warnings オプション
ESLint の CLI には --max-warnings
というオプションがあります。
これは、チェック中に存在して良い warning の上限を指定するものです。
たとえば、次のようなコマンドで ESLint を実行した場合、 warning は 3 件まで許容されます。
$ eslint --ext .js --max-warnings 3 .
このオプションの初期値は -1
(上限なし)です。
見出しの通り、ひとつでも warning がある場合にチェックを Failure させたい場合は、オプションの値を 0
にします。
$ eslint --ext .js --max-warnings 0 .
これで、 error もしくは warning が1件でもあれば Failure する厳密なチェックが実行できます。
おまけ: warnings をすべて無視する
ESLint で warning をレポートさせないようにするには --quiet
オプションを使います。
次のコマンドで ESLint を実行した場合、 warning はレポートされず、 error のみレポートされます。
$ eslint --ext .js --quiet .
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