社内 / 社外でプレゼンスを高めるコミュニケーションを考える
みなさんこんにちは。logicaと申します。
今回は、バイト先のLT大会でプレゼンした内容に思っていたよりご好評をいただいたので、ブログに書き起こしてみようと思い筆を取っています。
コミュ障がコミュニケーションについて頑張って考えたことを綴っているので、温かい目で読んでいただければ幸いです。
注意
- コミュニケーションは、そもそも相手を十分に理解して相手に合わせて変えていくべきものなので、今回紹介するメソッドが必ずしも正解では無いと思います
- 相手の反応を気にせずにこのメソッドを使ってしまったことで、相手の気分を害してしまったことが何回かあります
- そもそも人を傷つけない究極の方法は「関わらないこと」だと思いますし...
- 今回の話は、「そういう考え方もあるんだな」程度に受け止めて、リスクを伴ってでも自分のコミュニケーションに変革をもたらしたいという時にお使いください
TL;DR
- 社内の懇親会など
- まずはオンラインで認知されないと、オフラインでコミュニケーションがとりづらい
- リアクションを誰よりも早くつける
- たまに発信する
- まずはオンラインで認知されないと、オフラインでコミュニケーションがとりづらい
- 社外の交流会・懇親会など
- 話題がつかめないから話しかけづらいのではないか
- 話しかける前に、傍らに立って聞くことから始めてみる
- 相槌などで、興味を持っているそぶりを見せる
- 会話の間ができたら、質問やコメントで飛び込む
- 普段からしゃべる人とあえて距離を置く
- 話題がつかめないから話しかけづらいのではないか
背景
みなさん、(特にオフラインで)新たにかかわる人間とのコミュニケーション、どうしてますか?
コロナ禍を経た影響もあって、日常的なコミュニケーションはほぼオンライン、という方も増えてきたのではないでしょうか。
そんな中でも嬉しいことに、コロナ関連の規制緩和も相まって、社内のオフライン交流会や企業横断的な技術交流会が段々活発化してきていると感じます。
ですが、「普段あまり仕事でコミュニケーションに困ってないのに、いざイベントに行くと誰とも話せない!」ということ、起きがちではないですか?
今回は、そんなオフラインイベントの場で、どのように立ち回れば自分のプレゼンスを上げることができるか、僕なりの考えを提案したいと思います。
社内コミュニケーション
まずは社内の人とのオフライン交流について考えてみましょう!
部署内の交流会など、普段業務で話している人とのオフイベはある程度話せる、という人はおそらく多いと思うので、今回は全社横断的な懇親会を想定します。
起きがちなこと
こんな状況になったこと、ありませんか?
- 普段、Slack等を使ってコミュニケーションを取っている
- 様々なチャンネルで色んな人が話しているのをいつも見ている
- 自分は業務連絡以外あまり反応・発信していない
- オフイベントにて 「あ!あの人だ!話しかけよう!」
- 「~~~部の~~~です!」「誰?」
- (´;ω;`)ウッ…
- シンプルに認知してもらえてなくて、会話に進めない
...ありがちですよね。
なぜ
僕は、予告が足りないのが問題ではないかと考えます。
私は同じ会社にいます! というアピールが、社内全体に対してできていないのです。
でも、いきなり会話を仕掛けるのは不安だから...と言って尻込みしていると、さらに自分から発信しづらくなっていって...という負のスパイラルに陥ってしまう。
こんな状況を打破するために、何ができるでしょうか?
できることのアイデア
今回僕が提案したいのは、以下のステップです。
- 全社横断的なチャンネル上で、まずはリアクションから始める
- 良いリアクションを、誰よりも早くつけることで認知を図る
- みんながリアクションを付けているような投稿ではなく、自分しかリアクション付けてないような投稿を狙うとより効果的
- 「自分はこれを読んでいるよ!」という事をアピールする気持ちで、とにかくたくさんの投稿に対してつけてみる
- 横断的な会話の場でリアクションをつけて、怒る人はあまりいない
- 良いリアクションを、誰よりも早くつけることで認知を図る
- 余裕があれば発信する
- 自分の意見を言うのが怖い...という人は、見つけた記事の共有など他人の意見を共有することから始めてみてもよいかも
自分はこのプロセスを踏むことで、オフラインの懇親会で「logica君だよね?」と話しかけられることが増えたと感じています。
社外コミュニケーション
さらにハードルの高い、外部の技術交流会や懇親会の場を考えてみましょう!
もちろんXなどのコミュニケーションツールで上記の方法を試してみるのも有効かと思います。
ですが、この章ではさらに発展して、SNS上でも認知していない、何一つ素性がわからない人と話すことを考えたいと思います。
起きがちなこと
こんな状況になったこと、ありませんか?
- イベントに行く
- 懇親会があるというので行ってみる
- いつも話しているメンツがいる場合
- 結局懇親会の間中その人たちとしか話してない!
- いつも話しているメンツがいない場合
- 誰にも話しかけられない!
...ありがちですよね。
なぜ
僕は、話題がつかめないのが一番の障壁だと考えます。
面識がない人に話しかける際、ネックなのは大抵話題ですよね。
その人のことを何も知らないのに、何故か自分が上手い話題を振らないと! という思いに苛まれてしまいがちです。
結局考えてもわからないので、共通の話題が既にある人とのコミュニケーションに甘えてしまう...という事が起こってしまうのではないでしょうか。
こんな状況を打破するために、何ができるでしょうか?
できることのアイデア
今回僕が提案したいのは、以下のステップです。
- 話しかける前にまずは話題を聞くことから始める
- 2~3人以上で既に話しているグループを探す
- 立ち話を聞く感覚で、とりあえず50cm~1mほど横に立ち、興味を持って話を聞く
- とりあえず静かに相槌などから始め、頃合いを見計らって質問・コメントなどで一気に輪の中へ飛び込む
- 興味を持ってそうな素振りを見せると、誰かが話を振ってくれることもある
- できるだけ、普段しゃべっている人とは距離を置く
- しゃべってしまうならあえて離れるのが一番の策
自分はこのプロセスを踏むことで、オフラインの懇親会での会話がスムーズに始められるようになったと感じています。
おわりに
いかかでしたでしょうか。
会社の体質や自分の体質、相手の体質によって適切なコミュニケーションは変化するため、この記事が有用かはわかりませんが、少しでも参考になれば幸いです。
コミュニケーションには、どうしても相手の考えていることを完全に読み取ることができない難しさがあるのは周知の事実だと思います。
ですが、せっかく今まで話したことが無い人とオフラインで交流できる場所があるのなら、交流しないで帰ってしまうのは非常に大きな価値を逃がしているんじゃないかと思うのです。
もし自分のコミュニケーションに革命を起こしたい!という気が湧きましたら、今回提案させていただいたメソッドなど参考にしつつ、自分なりの上手なコミュニケーションを見つけていただけると良いと思います。
少しでも皆さんの助けになれることを切に願っております。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
Discussion