はじめに
弊社を含むグループ全体に、ChatGPT の Enterprise 版が導入されました。
最近は ChatGPT を使う機会が減り、主に Gemini を使っていました（Google Workspace を利用しているため）が、せっかくなので Enterprise 版の所感をまとめてみます。
機能面での所感
現状の機能について
現時点での Enterprise 版は、Sora や Operater などの最新機能はまだ使えませんが、基本的な機能は問題なく使える状態です。Enterprise 版の良い点は、おそらく管理側の機能なので、そこはそんなものだと思います。
メンバーが作った GPTs をワークスペース内で共有できる機能があります。セキュアな環境でカスタマイズした GPTs を共有できるのが大きなメリットです。現在は論文検索用の GPTs を作成し、チーム内で試用を進めています。
利用体験
実際の使い方として、ChatGPT の拡張機能をブラウザに入れて、デフォルトの検索エンジンに設定しています。特別な感動はないですが、徐々に使いこなしていきたいです。
今後は「とりあえずググる」から「とりあえず LLM モデルに聞く」という習慣に変えていきたいと考えています。また、ワークスペース内で共有する、ワークフローに合わせた GPTs を整備していく必要がありますかね。そのあたり整備を自発的にできるようになると、分かりやすく AI リテラシーを高めることもできるし、効果的な利用方法も想像できるような感じがしますね。
Deep Research は、正直 ChatGPT の方が良い感じがしますね。前から Gemini の方の Deep Research は、その後の会話ですぐに話の内容を忘れるような感じがする。感じがするだけですが。
おわりに
個人的には Google 推しではありますが、チャット AI としてのユーザー体験は、さすが ChatGPT という感じがありますね。また、久しぶりに GPTs を作ってみましたが、使い口や共有という面でとっつきやすい感じがします。機能の ON/OFF 管理は結構やりやすそうですから、管理側にとっての利便性は高いと思いますし、従業員側も「聞いたことある AI チャットアプリ」を会社の管理下で試せるとので、ある意味では心理的安全性が高いと思います。
ただ、Google は Google でグループウェアに AI 機能がある利点が多くあるし、場面によってはそちらを使った方が体験が良いこともあるので、時々でツールを変えると良いのは、今も昔も変わらない感じがしますね。
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