手動テストの実行を効率良くやるために必要なこと
はじめに
QAエンジニアになってから初めて大き目なリリースが続き、怒涛のテスト実行を経験しました。
その中で、手動テストを効率よく実行していくためのコツがわかってきました。
今回は効率よくテスト実行をするために必要なことをまとめます。
前提
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介護請求ソフトの開発に関わっているQAエンジニアです。
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介護請求という事業内容的にテストケースが複雑になりやすいです。(個人的な意見です)
- 介護事業所・利用者・サービス種類と3つの変数があり、それぞれの設定の掛け合わせで最終的な請求金額が変わるため
テスト実行を効率良くやるための準備
テスト実行を効率良く実行するために必要なことは以下の3つです。
- テストケースを一通り確認して、よくわからないことは調べておく
- 必要なテストデータを準備しておく
- ブラウザのタブを複数用意してページ遷移を減らす
これから順番にみていきます。
テストケースを一通り確認して、よくわからないことは調べておく
テストケースを渡されて、そのまますぐにパターン1から順番に実行していくのはおすすめできません。
わからないことがある度に調べる→テスト実行に戻る→わからないから調べる→テスト実行に戻る、だとタスクの切り替えが多くなってしまいます。
タスクの切り替えの度に集中が切れてしまうため、再びタスクに集中できるようになるまで一定の時間がかかります。そうすると生産性が下がりますし、疲労も増します。
必要なテストデータを準備しておく
テストケースのパターンごとに必要となる設定があります。
その設定をあらかじめ準備をしておいてからテスト実行に入った方がスムーズに作業を進めることができます。
ブラウザのタブを複数用意してページ遷移を減らす
個人的にはページ遷移の回数を減らした方が余計な注意力を使わずに済むと思います。
それはなぜかというと、ページ遷移をするたびに画面からリンクを探したり、画面が切り替わったときに必要な箇所を探したりしなければならず、無駄にリソースを必要とするからです。
僕の場合は(前提を確認してください)、ブラウザで【介護事業所設定をする用のタブ】【利用者設定をする用のタブ】【サービス設定をして請求計算する用のタブ】を用意してできる限りページ遷移をしないでテスト実行できるようにしています。
おわりに
わたしの経験をもとにテスト実行を効率良くやるために必要なことをまとめてきました。
他にも効率のいい方法があれば参考にしたいので、コメント等でご意見をもらえたら嬉しいです!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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