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TestFlight リリースversionの変更のやり方 iOS

2023/06/25に公開

今回は、TestFlightに出すアプリのversionの変更の仕方を解説します。

versionの変更の仕方は参考記事が少なかったので、つまづいてる人が多いと思います。
この記事では、『誰でも手軽にアプリのversionを変更する方法』を紹介していきます。手順自体もコンパクトになっておりますので、ぜひ読んでみてください。
一度やってしまえば以降はサクサクとversion変更ができます。

✅今回の内容

  1. アプリのversionとは
  2. バージョンの変更の仕方①
  3. バージョンの変更の仕方②

✅メイン内容

🛠 アプリのversionとは

1. versionの数字の意味

アプリやWebサイト等でよく見かけるversionにはvの後に数字が並んでいます。
あの数字の意味について軽く解説しておきます。

【よく見かけるversion構成】

v X.Y.Z(i)

X: メジャーバージョン
見た目や操作性に影響を及ぼすような大きな変更やページの追加など
Y: マイナーバージョン
細かな機能向上や部分的な情報の追加やページの修正など
Z: パッチバージョン
バグ修正や誤字脱字の訂正など
i: ビルドバージョン
開発内試験等で行うさらに細かな修正など

versionの構成は上記で全て統一されています。
初めてアプリをリリースするときは必ず『v1.0.0(1)』です。


🛠 バージョンの変更の仕方①

1. Xcodeからversionを変更する(Xcode)

Xcodeでアプリのversionを変更するには下記の場所をクリックします。!

下にスクロールすると、『Idenity』があるので、そこの『Version』『Build』を変更します。

変更後、archiveを作成すればversionが変更されています。

archiveの作成方法

flutter build iosが完了したら、
該当アプリの『Runner.xcworkspace』をダブルクリックしてXcodeを開きます。

ビルドするデバイスの選択で『Any iOS Device (arm64)』を選択します。

その後、Mac上部のタブから『archive』をクリックします。

アーカイブが完了すると、下記の画面が表示されます。

これでアーカイブの作成は完了です。


🛠 バージョンの変更の仕方②(pubspec.yaml)

1. pubspec.yamlからversionを変更する

アプリの開発言語がFlutterの場合、Xcodeからversionを修正しても反映されない事があります。
その場合は、プロジェクト内の『pubspec.yaml』からversionを変更します。

pubspec.yamlの一番上にあります。

//変更前
version: 1.0.0+1
//変更後
version: 1.0.0+2

変更後、お決まりのコマンドを入力します。(大事)

flutter build ios

その後、Xcodeでarchiveを作成します。

archiveの作成方法

flutter build iosが完了したら、
該当アプリの『Runner.xcworkspace』をダブルクリックしてXcodeを開きます。

ビルドするデバイスの選択で『Any iOS Device (arm64)』を選択します。

その後、Mac上部のタブから『archive』をクリックします。

アーカイブが完了すると、下記の画面が表示されます。

これでアーカイブの作成は完了です。

先ほど変更したversionが反映されています。


✅まとめ

今回は、アプリのversionの変更の仕方について解説しました。

Xcodeは度々変更が反映されなかったり、UIが変わったりするので厄介ですね。。。
versionの変更以外にも、TestFlightにアプリをリリースする方法も解説してますので、
気になる方は是非読んでください。

https://zenn.dev/lisras/articles/14b90852fe5525

今回はここまで 

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