【小さなチーム、大きな仕事】要点整理&自らの働き方を再考してみた
はじめに
お疲れ様です。
おおくまです。
今回は、「【小さなチーム、大きな仕事】要点整理&自らの働き方を再考してみた」ということで、『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード』という書籍の要点を整理し、自らの働き方を再考してみました。
少しでも皆様の参考になりますと幸いです。
対象読者
注意点
『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード』とは
『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード』とは、ジェイソン・フリードとデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソンが共著したもので、仕事の本質を見つめなおすというテーマのもと、ビジネスに必要な考え方を示した、幅広い方を対象としたビジネス書です。
1つ1つが短くまとまっており、イラストも多く使われているため、とても読みやすいです。
前提
私は、前職は証券会社で営業をしていました。
その後、 プログラミングスクール RUNTEQ にてプログラミングを学び、エンジニアへと転職をしました。
私が現在勤務している 株式会社L&E Group に入社したのが2023年11月なので、エンジニアとしてキャリアをスタートさせてから1年ちょっと経過したところです。
そこで、今後の働き方について考えるきっかけとして、『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード』を読んでみました。
『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード』には、短くまとまった考え方やマインドが数多く記載されています。
その中で、今後の私の働き方に取り入れたいと思った要点を整理し、自らの働き方を再考していきたいと思います。
要点整理&自らの働き方の再考
世界にささやかに貢献する
要点
- 「世界にささやかに貢献している」「何かを良くしている」という感覚が、大きな仕事をするには必要である。
- スケールの大きな仕事をするという意味ではなく、顧客にとって、自分の努力は価値があると感じてもらうことが重要である。
- 大きな仕事をするには、大きなチームが必要だと思い込んではいけない。
自らの働き方の再考
自分が普段開発しているサービスの機能の追加や改善に対して、ただもくもくとコードを書くのではなく、その機能がユーザーにとってどのような価値があるのか、どのように役に立つのかを考えながら開発をし、その経験が積み重なることで、ゆくゆくは大きな仕事に繋がると考えました。
「世界にささやかに貢献している」という感覚を得るために、自分の開発するサービスに対して、ユーザー目線で考えることを意識していきたいと思います。
あなたに必要なものを作る
要点
- 製品やサービスとは、課題解決の手段である。
- 優れた製品やサービスを生み出す単純な方法は、自分が使いたいものを作ることである。
- 他人の課題よりも自分の課題を解決する方が、正しい答えを見つけやすい。
- 自分のための製品やサービスであれば、自身ですばやく評価を下すことができる。
自らの働き方の再考
私の場合、普段開発しているサービスを自分自身が利用することは難しいです。
その分、社内の他の部署の方々であったり、ユーザーの方々が普段サービスをどのように利用しているのかを積極的に学び、どのような課題を抱えているのかを理解し、その課題を解決するための機能追加や、新しいサービスの開発に取り組んでいきたいと思います。
「時間がない」は言い訳にならない
要点
- やりたいことはあるが、できていない理由として「時間がない」が1番多い。
- 徹夜をする、1日16時間働く、といった無理をする方法ではない。
- テレビを見たり、ゲームをしたりする時間から、毎週数時間を捻出し、やりたいことに取り組む。
自らの働き方の再考
これは、私自身がよくやってしまっていることです。
「通勤時間が長い」「仕事が忙しい」といった理由をつけて、自分のやりたいことに取り組まないことが多いです。
だらだらしてしまっている時間や、スマホをいじっている時間を削り、自己研鑽の時間を確保することを意識していきたいと思います。
芯から始める
要点
- 新しいことを始めるとき、「できること」「やりたいこと」「やらなければならないこと」が発生する。
- まずは、「やらなければならないこと」を優先して取り組む。
- その部分を削っても、まだ売る部分が残っているかが、芯の部分を見極めるポイントである。
自らの働き方の再考
この考え方は、新しいサービスを立ち上げる際に活きてくるなと感じました。
新しいサービスを立ち上げる際、「やりたいこと」のアイディアが浮かび、それを優先して取り組んでしまいたくなることがあると思います。
しかし、まずは、芯の部分に集中し、いかに早くリリースできるかを意識して取り組んでいきたいと思います。
初めのうちは詳細を気にしない
要点
- 早い段階から細かな部分にこだわりすぎると、計画に遅れが生じる。
- まずは、根本的なところを固めていくことに注力する。
- 実際に作り始めるまで、本当に大切な細かな部分の問題は見えてこない。
自らの働き方の再考
私は、何かに取り組むときに1~100まで完璧にこだわってしまうことが多いです。
メタプラットフォームズ(旧:フェイスブック)の創業者であるマーク・ザッカーバーグの言葉に、「Done is better than perfect.(完璧であることより、まず終わらせることが重要だ)」というものがあります。
まずは、根本的なところを終わらせ、その後、細かな部分に取り組んでいくことを意識していきたいと思います。
決断することで前に進む
要点
- はっきり決断しないと、仕事は山積みになり、解決されないままになる。
- 「これについて考えよう」ではなく、「これについて決断を下そう」という姿勢を持つこと。
- どれほど計画しても、間違ってしまうことはあるので、モチベーションが高く、勢いがある間に、決断し、前進すること。
自らの働き方の再考
この考え方は、ミーティングなどの際に活きてくるなと感じました。
普段の業務の中で、ミーティングをする際に、ミーティングの着地点を意識したことは、これまであまりなかったかもしれません。
そのせいで苦労したことや仕事が溜まってしまったことは今のところないですが、今後は、「決断を下す」「結論を出す」といったことを着地点にミーティングを進めていきたいと思います。
いま、始める
要点
- 商品が最低限の要件を満たしているなら、今すぐ世に出すべき。
- 少し積み残しがあるだけで、何でもかんでも手元に残すことはない。
- 今必要なものを作り、詳細は後回し、理想へたどり着くには、その繰り返しが1番である。
自らの働き方の再考
先ほどの「芯から始める」「初めのうちは詳細を気にしない」という考え方と共通する部分があるなと感じました。
いかに早くリリースし、ユーザーに使ってもらい、フィードバックをもらい、改善する、このサイクルを繰り返すことが大切だと感じました。
小さな勝利を手に入れる
要点
- 仕事の「はずみ」はモチベーションの燃料である。
- あることを成し遂げ、次に進むことによって仕事のはずみが生まれる。
- 最低でも2週間に1回は、新しく発表し、小さな勝利を手に入れ、自分やチームに士気を吹き込むこと。
自らの働き方の再考
新しい機能をリリースし、ユーザーからフィードバックをもらうと、次も頑張ろうという気持ちになったことは何度もあります。
また、割と大きめの機能だったりすると、リリースまでに時間がかかり、モチベーションが下がったこともあります。
2週間以内にリリースできるように実装を進め、モチベーションが下がることのないように取り組んでいきたいと思います。
対応の速度はすべてを変える
要点
- サービスで最も大事なのは、すぐに返事をすることである。
- 素早く反応することで、悪い状況を良い状況に転じることができる。
- たとえ完璧な回答でなくても、何か一言でも良いので、素早く返事をすることが大切である。
自らの働き方の再考
これは、大いに共感すると同時に、私自身が意識している部分でもあります。
少し回答に時間がかかりそうな場合でも、「確認します。」と返信し、すぐに返信することを意識しています。
普段のコミュニケーションの中で、すぐに返信、すぐに実装をすることを意識しているつもりではありますが、改めて、その重要性を認識し、業務に取り組んでいきたいと思います。
全員を最前線へ
要点
- 顧客と作り手の間に人が多いほど、顧客の声は歪んだり失われたりする。
- 顧客の気持ちを直接理解する機会を、年に2、3回でも良いので持つことが重要である。
- 製品を作るものを、顧客のフィードバックからかばってはいけない。
- 顧客と接する暇がないなら、その暇を作らなければならない。
自らの働き方の再考
約3ヶ月前から、営業のミーティングや打ち合わせに同席させていただくという取り組みを始めました。
その結果、自分がいつも開発しているサービスが、どのようにユーザーに使われているのか、ユーザーは普段どんなことをしているのか、などを学ぶことができました。
また、サービスに対するユーザーの声を直接聞くことができ、その声をもとに、サービスの改善や新しい機能の追加に取り組むことができました。
この取り組みは間違っていなかったということを再認識することができましたので、今後も積極的に取り組んでいきたいと思います。
さいごに
今回、『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード』の要点を整理し、自らの働き方を再考してみました。
この書籍で紹介されている全ての考え方やマインドを取り入れるのではなく、自分の働き方と照らし合わせ、親和性が高いものを取り入れていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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