【ポエム】駆け出しエンジニアにとって最も重要なのはスピードではないかという話
はじめに
私は、新卒で証券会社に入社し、丸3年営業をした後、RUNTEQ というプログラミングスクールで Ruby on Rails を中心にプログラミングを学びました。
その後、転職活動を経て、2023年11月から 株式会社L&E Group でエンジニアとして働いています。
エンジニアとしてキャリアをスタートしてから、もうすぐ丸2年が経とうとしています。
短い期間ではありますが、エンジニアとして働く中で「スピードって重要だな」と感じることが多々ありました。
もちろん、技術力やコミュニケーション能力も重要ですが、スピードを重視して業務に取り組んだ結果、良い結果に繋がったことが多かったです。
特に、駆け出しエンジニアにとっては、スピードが最も重要なのではないかと考えています。
スピードにも様々な色があると思いますので、駆け出しエンジニアにとってスピードがなぜ重要なのか、具体例を交えながらご紹介したいと思います。
少しでも皆様の参考になりますと幸いです。
注意点
具体例
1. メッセージに反応するスピード
普段、Slack や Chatwork などでメッセージのやり取りをしています。
エンジニアだけでなく、社内の他部署のメンバーともやり取りをしており、プロダクトに関する質問や相談が寄せられます。
また、まれに、プロダクトのエラー通知が届くこともあります。
その中で、メッセージに対してできるだけ早く反応することを心がけています。
そうすることで、会社全体の業務のスピードが上がったり、エラーの調査を任せてもらえたりと、良い結果に繋がったことが多かったです。
特に、エラーの調査に関しては、様々な知識や経験を培うことができるため、積極的に取り組むようにしています。
2. 開発依頼を受けてからリリースするまでのスピード
日々、様々な開発依頼を受けています。
社内の他部署のメンバーだけでなく、取引先からも開発依頼を受けることがあります。
その中で、開発依頼を受けてからリリースまでのスピードを意識しています。
最初から完璧なものを作ろうとせず、まずは必要最低限の機能を開発し、リリースすることを心がけています。
完璧を目指すと、どうしてもタスクに着手するまで時間がかかったり、「失敗したくない」というプレッシャーで手が止まりがちです。
駆け出しエンジニアこそ、「とりあえず動くものを作る」というスピード感を意識することで、開発への心理的なハードルが下がり、アウトプット量が増えるというメリットがあると思います。
また、最初から完璧なものを目指して開発することを否定するわけではありませんが、時間をかけて開発したものが必ずしもユーザーにとって完璧であるとは限りません。
そこで、まずは必要最低限の機能を開発し、リリースすることで、早くフィードバックをもらうことができ、更に改善を重ねていくことで、より良いプロダクトへと成長させることができると考えています。
実例として、営業と取引先の打ち合わせに同席し、そこでとある機能の開発を依頼されました。
打ち合わせ終了後、すぐに開発に取り掛かり、30分後にリリースし、報告しました。
その後、追加で欲しい機能のリクエストをいただき、それもすぐに開発し、リリースしました。
その結果、使い勝手の良さや開発スピードに大変喜んでいただけました。
「鉄は熱いうちに打て」ということわざがありますが、まさにその通りだと感じました。
しかし、スピードを重視するあまり、レビューで指摘が多発したり、致命的なバグを埋め込んだりしては本末転倒です。
あくまで、品質の担保は前提としつつ、その制約の中で最大限のスピードを追求することが、駆け出しエンジニアの信頼獲得に繋がるのだと思います。
3. タスクを捌くスピード
日々、様々なタスクを任せていただき、それらを捌いています。
その中で、タスクを捌くスピードを意識しています。
例えば、今週分のタスクが A と B だとしたら、それをできるだけ早く終わらせ、C や D など、他のタスクにも取り組むようにしています。
そうすることで、より多くのタスクをこなすことができ、その分、知識や経験を培うことができます。
そうした小さな積み重ねにより、エンジニアとしての成長スピードが上がると考えています。
まとめ
このような背景から、駆け出しエンジニアにとって最も重要なのはスピードではないかと考えています。
弊社の Credo にも「スピードこそ価値」というものがあり、大切にしている価値観の1つとなっています。
これからも、スピードを意識して業務に取り組み、様々な良い結果に繋げていけるよう頑張りたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Discussion