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昼寝に最適なタイミングをLINEに通知するIoTデバイスを作ってみた

2022/05/27に公開

LINE Developer CommunityはLINE APIに関連する最新情報や開発Tipsを共有するコミュニティです。
2022年4月に行われたLINE DC Monthly LT #1 - LINE de IoT「ものづくりを語ろう!」では、IoTとLINEを連携させた各種アイデアが発表されました。この記事では光岡高宏さんの登壇を紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=L1WOsIaC9ec

全人類の悩み、ランチ後眠くなる

「昼寝のタイミングを計ってLINEに通知してみた」というタイトルでLTさせていただきます。宜しくお願いします、光岡高宏といいます。twitterとかgithubとか@mitsuoka0423 でやっているので是非フォローしてください。最近モノ作りを続けるためのジム、「プロトアウトジム」を立ち上げをしています。

私は寝るのがすごく好きでですね、睡眠時間を測ったりとか。高めのマットレスを買ってみたりしてるんですけども、今日は睡眠関連の話をします。

全人類の悩みだと思うんですけど、ランチ後、眠くなる課題があります。ご飯食べたから眠くなるのではなく、起きた時間に関係してる、と本に書いてました。起きた時間を計って、逆算して自分が眠くなる時間を推測できるのでは。IoTを使って試してみたという話になります。

睡眠には3つのリズムがある

あまりに寝ちゃうんで、何か問題あるんじゃないかなと思って、いろいろと試してみました。糖質を避けてみたり、睡眠時間を増やしたり、マットレスを新調したりしました。が、昼過ぎに眠くなるのは変わらなかったんですね。本に頼ろうということで、本を読んでみました。右上の本に「3つのリズムがある」って話が書いてあって。

下の2つの睡眠覚-醒リズムっていうのと深部体温リズムっていうのが大事そうです。起床から8時間後と、22時間後に眠くなる体のリズムがあるらしいんですね。深部体温リズムっていうのは起床から11時間後に眠くなるリズムがあるそうです。結構昼過ぎと夜に眠くなるタイミングとピタッとはまったので、今はこのリズムが影響してるんじゃないか。検証してみようかなと思ってます。

計測方法を検討


何時に眠くなるか計測しないといけないんですが、去年、2ヶ月間スプレッドシートに起床時間を記録していたんですがやらなくなりましたね。次にiPhoneの機能で起きた時間を取れるんですが、二度寝の部分は正確に取れない問題があります。そういった課題があったので自分で作るかということでIoTで開発してみました。

Leafony で温度を計測


LeafonyというちっちゃいIoTのプロトタイピング向きのデバイスがあったので、実装しました。Leafonyは緑色の基板を重ねてスタックしてつないでいきます。このデバイスのいいところはベーシックキットだと、デフォルトでコイン電池で駆動ができるんですね。電源が不要で、BLE付いてるので、完全に無線でやり取りできます。

デバイス設置の様子


実際に設置しました。左上が洗濯ネットを安全ピンで止めてその中にLeafonyを入れるアナログな方法をとっています。何かデータはAmbientっていうサービスに入れてます。
データが取れて、青い方が温度で赤い方が湿度です。温度を見てみると、気象の時に急激に温度が下がるんですね。これで何か判定できるんじゃないかとわかったところで。実はタイムアップになって今日を迎えてしまいました。

最後に

検証結果、ツイートするので、ぜひフォローしてください。ここ一番聞きたいんですけど、センサデータをクラウドに送っておいて、条件を設定してトリガーできる。サービスのお勧めのやつがあったら、ぜひTwitterとかで教えてください。

OuraリングのAPI叩くライブラリ作ったり、LINENotifyのライブラリーを作ったりしているので、ぜひ使ってください。ありがとうございました。

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