Zenn
Open10

EndeavourOSベースにHyprlandでデスクトップ構築してみる

Arch Linux
#
endeavouros
#
hyprland
創好リナ創好リナ

目標

EndeavourOSをインストールして､デスクトップをWaylandのHyprland環境にして遊んでみたい

このスクラップ

ちょっとツマったこととかあったら書いていく
直感的に一発でできたことは書かない

創好リナ創好リナ

OSインストーラーがコケる問題

エラー

Waiting 30 seconds for device /dev/disk/by-label/EOS_202311 ...
ERROR: ’/dev/disk/by-label/EOS_202212’ device did not show up after 30 seconds...
    Falling back to interactive prompt
    You can try to fix the problem manually, log out when you are finished

なんかちゃんとマウントのラベルができてない?

解決

Ventoyのバージョンが古かった

USBメモリにOSイメージを放り込むだけで良いVentoyを使っていたがそのバージョンが古かった(1.0.52)のが原因
新しいバージョン(1.0.96)をダウンロードしてUSBメモリのドライブを選んで更新と押すとすぐに更新され､正常に機能した

創好リナ創好リナ

コミュニティエディションのインストールボタンがない

もともとHyprlandのコミュニティエディションは無いが､インストーラーにそもそもコミュニティエディションをインストールするボタンが見当たらない
どうせなら同じWaylandのSwayをインストールしてからやるのが楽かなと思っていたが

理由

EndeavourOSのGalileoアップデートでコミュニティエディションをインストールオプションは削除されていました
今後扱いたい場合はそれぞれのGitHubページから手動インストールの手順を参照とのこと

じゃあデスクトップなしでインストールして0からやるか～
もう普通にArchインストールとあんまり変わらんかも?

創好リナ創好リナ

Hyprlandのインストール

ひとまずデフォルトのPlasmaでOSインストールしてから
hyprland starterというレポジトリがあって良さげだったのでありがたく使わせていただく

実行すると勝手にインストールと簡単な初期設定が終わって再起動するとHyprlandに切り替えられるようになっている

創好リナ創好リナ

Weztermが動かない

普通にsudo pacman -S weztermして使おうとすると動かなかった(ver: 20230712-072601-f4abf8fd)
今まで使っていたしLuaで設定できるのが好きだったが諦めてkittyにでも以降しようかなとおもったが
なにやら似たような内容のIssueと｢解決したぜ｣って言葉があったので最新のmainブランチなら動きそうだと思ってソースからビルドしてみることにした
手順: https://wezfurlong.org/wezterm/install/source.html

結果

動いた👍

早いところ安定版にこの修正が取り込まれる事を祈る🙏

創好リナ創好リナ

流石にArchと変わらんとかそんなことはなく､一回KDEでインストールしてからHyprlandを入れると色々すんなり行った

細かい初期設定とかするのはKDEのほうが楽だし基本はこのスタイルでいいかも

創好リナ創好リナ

日本語の入力

  1. いつものをインストール
sudo pacman -S fcitx5-im fcitx5-mozc
#imはallインストールで
  1. いつもの環境変数を設定
/etc/envrironment
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx

を/etc/environmentに書いた
環境変数適応されそうなところお好きにどうぞ

  1. hyprland起動時にfcitx5を起動する設定
~/.config/hypr/hyprland.conf
exec-once = fcitx5

を追記する

これで再起動すればデフォルトでCtrl+Spaceを押せば入力を切り替えられるはず

私の場合はひらがなキーと変換キーで切り替え､英数字は全部半角にするなどした