プログラミング原則色々あるけど、大事なことは同じだよねってお話し
はじめに
個人的に思うところがあり、今更ながら「プリンシプルオブプログラミング」を再読した上での読書感想文的なものです。
なお、この記事はプログラミング原則を一つずつ解説するものではありません。
いきなり感想
先に結論から言うと、この本で伝えたかった事は「プログラムにおいて読みやすさが最も大事である」と言う事だと思います。
そして、その読みやすさとは何か、どうすれば読みやすくなるのか、なぜ読みやすくするのかをさまざまな視点で一般化したものがさまざまな原則だという事です。
なぜ読みやすくする必要があるか
皆さんご存知の通り、本書ではたくさんの原則が収録されていましたが、それらの意味をざっくりまとめると、以下の観点で論じられるものが多い印象でした。
- 時間の節約
- 保守性の向上
- 拡張性の向上
時間の節約
限りある時間という資源を節約する上で、早く読み、理解することは非常に価値があります。
保守性の向上
影響範囲を容易に理解できるようになったり、どこに、どのように実装すれば良いかが明確になるため、安全に実装することができます。
拡張性の向上
拡張性に繋がること。。。
いろんな読みやすさがある
読みやすさと一言で言っても、「どのように」読みやすいのか基準はたくさんありますよね。
- 理解がしやすい
- 適度にシンプル
- インデントが綺麗
- 構造化がきちんとされている
などなど。
本書に載っている原則の一つ一つは、まさにそれをどのように実現していくかをいろんな角度からアプローチするための手法だと思っています。
言い換えれば、先人たちが培ってきた、コードを読みやすくするための普遍的なノウハウがプログラミング原則であると思います。
いくら機能の充実した新しい言語を使っても、それだけでは満たせないプログラマに必須のスキルだとも言えるかもしれません。(copilotを使っていると、いつかはそれらも気にしなくて良くなるのかもしれませんが・・・)
最後に
自分がこれまでなぜ読みやすく書けないのかを考えてみました。
- 時間に追われ、雑になってしまう。
- ダメだと思っても過去の良くない実装に合わせて実装してしまう。
- あまり考えずに名前を書いてしまう。
- 使われないと思う機能要望に応えて実装して無駄なコードが増える。
など、どれも己の弱さが原因。。
いつかどこかで向き合わなければいけません。
これからは過去の自分と向き合いながら、読みやすいコードを心がけていこうと思います。
おわり。
Discussion