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【エンジニア・営業マン・経営者】読んで損はない本3選(2024年9月ver)

2024/09/30に公開

webサービス開発に携わる全ての人が読んで損はないと思う

エンジニア・営業マン・経営者・マーケターなどの職種関係なく読んで損はないと思えるオススメ本です。
有名どころなので今さらという感じもしますが、改めてwebサービスを開発する人間として、
「勉強になった」と読了後に思えた本3選をご紹介します。

書籍名

ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム

オススメポイント

言わずと知れた名著ですね。
タイトルにもある「ジョブ」とは、顧客が特定の状況で進歩を遂げようとする際に生じる問題のことを指しています。顧客は製品やサービスそのものを求めているのではなく、特定の「ジョブ」を達成するために製品やサービスを「雇う」という考え方を具体例を示しながら解説する内容となっています。
具体例はけっこう長いので、軽く流し読みしながら読み進めていくと案外サクッと読めました。
いわゆる「客はドリルじゃなくて穴が欲しいんだ」的な理論ですが、エンジニアとしてとある機能開発を求められた時に「顧客(ユーザニーズかもしれないし企画部の要望かもしれない)が解決したいジョブは何か?」をしっかり考えようと改めて思えた1冊です。
どちらかと言えばビジネスサイド寄りの本ですが、エンジニアも読んで損はないと思います。

書籍名

ALL for SaaS SaaS立ち上げのすべて

オススメポイント

こんなにSaaSの立ち上げ方を親切丁寧に書ききった本を他に知りません。(あったらすみません)
Amazonの商品説明の欄に書いてある通り、事前調査〜リリースに至るまでの過程を網羅しています。

大きく4つのフェーズ(事前/深掘り調査とプロトタイプ、開発、ゴー・トゥ・マーケット戦略、リリース)に分けて、非常に多岐に渡る検討内容や注意点を丁寧に説明し尽くしている。

もしあなたが初めてプロジェクトマネージャを任された人やSaaSについて全体像を把握したいという初心者であれば、全章読んでみることをオススメします。

書籍名

人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~

オススメポイント

著者が「はじめに」で書いている通り、プログラミングを知らない多忙な経営者や事業責任者が、ソフトウェアを作る上で知っておくべき本質の最低限の部分について理解できるよう、簡単な言葉で書かれているなという印象でした。
全体を通してわかりやすい例えがあって、更に読みやすくなっていると思います。
営業マンや経営者の方にはかなり読みやすい1冊ですよ。

以前記事にしたので詳細はこちら
https://zenn.dev/lifemap/articles/book-report-embrace-change

最後に

数千円する本を高いと感じるかどうかは人それぞれかと思いますが、少なくとも相応の学びがある本です。
(とは言え、全てを手に入れようと思うと結構な額になることは確か...筆者を応援したい気持ちがあるので声を大にしては言えませんが、図書館で探してみるのも一手ですよということはお伝えしておきます)

特に、webサービス開発に携わり始めたばかりの方にはビジネスサイド・エンジニアサイド両方の考え方などの基本となる部分を網羅できる3冊となっていると思います。
何度でも言いますが、エンジニアとか営業マンとか経営者とかマーケターとか本当に職種関係なく読んで損はないと思えます。
ぜひ、秋の夜長の読書リストに入れておいて下さい!

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