データベーススペシャリスト試験を受けてきたよ
これはなに
ども、レバテック開発部のもりたです。
今日、IPAのデータベーススペシャリスト試験を受けてきました。この一ヶ月、試験対策を頑張っており、Zennを書く時間もあんまりなかったので、解放感とともに受験ログみたいなのを書きたいと思います。
書くことと前提
書くのは以下のことです。
- 準備したこと
- スケジュール
- 利用した書籍・記事
- 当日
- 当日やったこと
- 試験の感想
- 試験後
なお前提として、もりたはITエンジニアとしては10年目、RDBを使い始めて3年くらいのWebエンジニアです。
当日までに準備したこと
スケジュール
全体的な学習:2023年9月〜
まず自分はここがイレギュラーだと思うのですが、2023年の9月くらいからずっとデータベース周りの勉強をやっていました。こちらの記事に書いた書籍を中心に読んでおり、データベーススペシャリスト試験の対策という観点で役に立ったかなあと思うのは以下の3冊です(とはいえ、資格試験のためであるなら資格試験の本を読むのが最短経路ではあると思う)。
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絵で見てわかるSQL Serverの仕組み
- インデックスの仕組みなどデータベースの物理的な側面がわかりやすい
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達人に学ぶSQL徹底指南書
- SQLがかけると嬉しい
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達人に学ぶDB設計徹底指南書
- データベース設計の基礎として
あと、手前味噌なんですが、自分でサブクエリの記事を書いたことも大きかったと思います。この記事内で前提として触れているSQLの基本的なオブジェクトについて知ったことで、SQLを書くこと自体があんまり苦じゃなくなり、試験を受ける上で安定した得点源になったなと思います。
試験対策:2024年9月〜
試験対策自体は一ヶ月前から、土日を中心に行いました。とりあえず過去問やろうかなと考えて解いてみたところ、午後問題がめちゃくちゃ難しいし時間が足りないとこのタイミングで分かり、だいぶ焦りました。
そんなこんなで急いで試験対策を調べました。試験対策で利用した書籍や記事はたくさんあるので、続いての章でご紹介します。
試験対策で利用した書籍、サイト
【DB:80, 70, 84】午後特化が合格の鍵(データベーススペシャリストの勉強法) - note
午後問題やばいかも……と気がつき、とりあえずググって最初に見つけたのがこの記事でした。
ざっくり自分に刺さった点だけ伝えると、データベーススペシャリストは知識があれば解けるわけではなく、試験自体の対策が重要ということが書いてあります。自分も過去問(特に午後のデータベース設計)を解いてみて、わからないわけじゃないけど制限時間内に全く解けなくて困っていました。とりあえず自分がアホなわけじゃないんだなと思い、試験対策をやっていくことにしました。
【デスペ】令和5年秋午後1問1の解説(データベーススペシャリスト) - note
上の記事を書いた人がデータベーススペシャリスト試験の解説をやっていたので、こちらも読みました。記事の冒頭に「データベース設計は[…]作業」と言い切っており、じゃあ試験対策してデータベース設計で点数を取れるようになろうと方針を立てられたのもこの記事のおかげです。
実際、本番の午後Ⅱではデータベース設計を選択し、わりと解けたかなと思っています。(受かっているかはわからん)
情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2024年版
こちらは試験対策本です。特にどのように試験対策をすれば良いのか、細かなテクニックまで詰め込まれており、データベーススペシャリストを受ける上では結構重要だなと思いました。絶対に買った方がいいです。
なお試験対策の仕方は最新年度の内容でなくても一定通用すると思います。
データベーススペシャリスト 総仕上げ問題集
こちらは過去問。過去問ってIPAのサイトにいけばどれだけでも手に入るんですが、重要なのは解説がついていることです。過去問って解いて採点するだけだと単に今の実力がチェックできるだけで特に点数が伸びることはありません。特に午後問題は、解説を読んでどういうふうに考えれば良かったとか、どこが勘違いだったとかを押さえることで解く力が身についたのかなと思います。
データベース技術の教科書
こちらは主に午前Ⅱ対策として。
この単語なんだっけみたいな時に辞書的に使いました。また、この書籍は試験対策本を出している会社の出版物なので、書いてある内容が試験向けになっており良かったです。
IPAの過去問ページ
こちらは過去問のページ。とりあえずたくさん印刷してバンバン捨てながら勉強しました。
データベーススペシャリスト ドットコム
Webでできる過去問道場です。たぶんみんな一度は見たことあると思います。
最近メンバーシップ制度を始めたみたいだったので、一ヶ月間登録しました。広告とかも出ないし使い心地は良かったです!
なお試験対策のほとんどが午後問題に費やされたため、全く使いませんでした。お布施やね。
当日の感想
ここからはほんとに感想です。
当日やったこと
当日は朝6時くらいに起きて準備をし、試験会場に向かいました。寝坊・乗り換えミス・受験票忘れで毎年少なくない人が落ちているので、そこで不合格とならないようにちょっと気をつけました。普段地元から出ないので、ちょっと都会に出るとみんなオシャレしてて気が引けるな……と思いました。
過去の受験記を読んだ感じ、お昼ご飯の時間が短いっぽかったので、会場に着く前にコンビニでお昼ご飯を買っておきました。また、高度試験は午前Ⅰ免除ではない場合、9:30~16:30の長丁場になります。かつ最後の午後Ⅱが最も頭を使い、長い試験となるため、もりたはキューピーコーワゴールドα(錠剤になったエナドリ)を持っていって服用しました。それでも試験の最後は疲れ切ってました。
試験問題の感想
午前問題については合格できる前提であんまり試験対策してこなかったんですが、当日自信を持って解けた問題が結構少なくて焦りました。午前Ⅰはデータベース以外のジャンルからも出題されるため気を抜くと点数が落ちやすいなと感じます。また午前Ⅱは普通に調子こいていて、ここ一年くらい勉強してるし大丈夫やろと考えていたら全然解けずちょっと泣きました。
午後問題については想像通りの難しさでした。問題の選択については、午後Ⅰではデータベース設計とデータベース実装、午後Ⅱではデータベース設計を選びました。感覚としては午後Ⅰのデータベース設計、実装が特に難しかったです。特にデータベース設計の設問2が最初全くわからず匙を投げそうになりました。ただ過去問でも同じように難しく、けどちゃんとやったら全部解けたやつがあったので、そう信じて解くことにしました。そういう意味でも過去問をやっておくことは大切。
試験後
IPAの過去問ページに午前問題の解答例が掲載されたので、そちらで採点をしました。
結果、午前Ⅰは63点、午前Ⅱは80点と合格点で、とりあえず12月の合否発表までソワソワしながら過ごす権利を得られたみたいでした。なお午前の手応えと実際の点数は真逆で、自分のできた感はだいぶ信頼できないなと思います。午後問題も午後Ⅰはイマイチ、午後Ⅱはできたという自己評価ですが、どこで落としているかわかりません。
最後に
IPAの試験って毎年みんなが楽しそうにしてるのを眺めているだけだったんですが、受けてみると楽しいなって思いました。ただ普通に一日がかりで疲れはするので、これでちゃんと受かって欲しいです。普段から真面目に生きててご飯も残さないし初詣も今年は神社2カ所はしごしたので、たぶん受かるんじゃない!? って考えています。
あとなにより、これまで分かったようなふりをしてきた正規化やロールバック・ロールフォワード、トランザクション分離レベルあたりのことがちゃんと理解できたのも良かったです。どれも試験では出題されなかったので、理解したことは記事にして放流したいと思います。
以上です!! すっきり受験記書けて良かった〜〜! これからトランザクション分離レベルの記事を書きます!!!
Discussion
受験お疲れ様でした。
というところでにこにこしてしまいました。
合格されることを祈っております!