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レバテック開発部で社内 OST を開催しました!

2024/10/08に公開


当日会場のようす

はじめに

レバテック開発部で技術広報をやっている瀬尾です!
普段はバックエンドエンジニアをしていますが、テックブログの運営・編集、社内外での勉強会企画、カンファレンスのブース運営なども兼任しています。

先月、社内で初めての OST(オープン・スペース・テクノロジー)[1] を開催しました!
企画してから実際にどう社内のメンバーを巻き込んでいったのか、当日はどうだったかまでをレポートとして公開できればと思います。

企画

発端と社内への予告

私は以前アジャイル関連の外部イベントで OST に参加したことがあり、社内のメンバーと身近なテーマで同じことが出来たらと考えていました。DevOps 推進文脈で組織のことを見てくれているメンバー[2]がそれに乗ってくれて、一緒に企画していく運びとなりました。
社内に協力者がいるとありがたい!

月1での開発部情報共有会で宣伝したり、Slack でちまちま宣伝したりと、開催 2 ヶ月前から OST の説明と予告をしておりました。
各所での宣伝の効果もあってか、データ分析部署の方々、弊社メディア レバテック LAB の編集者の方々も参加希望を出してくださり、かくして 50 名ほどの参加者数となりました。

もともと組織間の連携を強めていきたいと考えていたこともあり、大変うれしかったです✌

テーマ募集

テーマの募集は、Google フォームで行いました。
なんでもOKとは言ってましたが、イメージが付きやすいように以下のような例をいくつか出して募集しました。

  • 開発者体験サーベイにある「開発に集中できる環境」をつくるには
  • 外部の勉強会で登壇する意味
  • 自分たちの組織目標は何?組織目標は必要? etc...

20 テーマほど集められたので、人数も考えて 9テーマ × 2周 (20分/周) での実施としました。

運営メンバーがフェスっぽいタイムテーブルを作ってくれた

今回の OST では、話し足りなかったことも続けて話してもらえたらという願いをこめて、終わったあとに会場そのままでの懇親会も企画しました。画像の Extra というのは、そのときのトークテーマとしていくつか置いていたものです。
特に「ビールに合うつまみで打線を組んでみませんか?」は懇親会開始直後から大いに盛り上がっており、とてもよかったですw

運営メンバーは開発部から 4 名が手を挙げてくれて、OST 会場の設計やテーマの配置を考えたり、懇親会の準備などを手伝ってもらいました。

実施

事前に Slack でテーマの概要や会場についての説明を済ませて、開催を迎えました。
開催時は最初に OST のルール説明を行い、あとは上のタイムテーブル通りに進行しました。

初めての OST だった人が 9 割ほどだったと思いますが、皆さん楽しく参加してくれたみたいです!


たのしそう

いくつかピックアップ

レバテックでエンジニアのキャリアパス&キャリアラダーを考えるとしたら?

レバテック開発部は、レバレジーズ株式会社のシステム本部に所属しています。エンジニアの評価制度やキャリアパスはこの全体のものに則ることになります。このテーマでは、人材の流動性が高いWebエンジニア業界で長く働くためにはどのような環境が整備されているとよいのかという議論をしていました。

レバテックのコンテキストマップはどういうものになる?

レバテック開発部は、複数の事業・多数のデータを扱います。これらのコンテキストの関係性は、事業ポートフォリオとして抽象的に描かれているものの、具体的には明示されていない状況です。このテーマでは、レバテックにあるシステムのコンテキストマップを議論して、そうなのかもな〜という感覚で理解を深めていました。

アンケートの結果と反省

参加者アンケートを取り、その結果を加味しつつ運営のふりかえりをしました。

概ね満足といった結果をいただきましたが、1 テーマ 20 分という 時間配分の短さ に起因して議論が深まりきらなかったところや、セッション間の移動のタイミングがわからなかった点が不満として挙げられていました。

1 時間という限られた枠での開催だったため多少仕方のない部分はあれど、事前の OST にまつわるルールや心構えの説明、進行側からの移動の促進など、もうすこし出来ることはあったなと反省しました。
もしくは 1.5 ~ 2 時間くらい囲って、枠自体を大きくしてしまうのがよいかもしれません。

また、今回は手ぶらで参加して手ぶらで帰れるような気楽な会を考えていましたが、各所で 議論した結果がどう今後につながるのか という部分に期待する声も多かったです。
これについては運営側でふりかえりを行い、具体的なアクションが取れそうなテーマについては、CTO 室協力のもとで推進していく方針になりました。

ともあれ楽しんでもらえた

つらつらと反省を述べましたが、また参加したいと答えた方が 100% だったことが何よりよかったです✨

おわりに

レバテック開発部で開催したOSTの企画から実施までの流れをご紹介いたしました。
参加者にも楽しんでいただけたので、またいつか進行や時間枠の反省を活かしつつ第2回を企画できたらと思います!

最後に、レバテック開発部の「おすすめのアニメ」を紹介して終わります🫵ドン!

脚注
  1. 参考資料: https://www.humanvalue.co.jp/keywords/ost/ ↩︎

  2. 彼です → https://x.com/eby_wj ↩︎

レバテック開発部

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