Azure認定試験(AZ-400)受験記
AZ-400とは
「AZ-400: Designing and Implementing Microsoft DevOps Solutions」というAzureの認定試験のひとつ。
DevOpsエンジニアとして主にAzure DevOpsやGitHubの知識を問う試験。
受験理由
昨年末にAzure認定試験が無料になるチャレンジキャンペーンをやっていたので。。
元々AZ-900を受けようと思っていたが、受験金額が高くて渋っていたので、一回無料で受けてみてどんな感じか知りたいというのもあった。
既に終了しているが、一応リンクを貼っておく。
無料で受けられる試験の中で、AzureDevOpsは業務でも使っていて馴染みがあったのと、DevOpsエンジニアの領域にも興味があって勉強していたのでAZ-400をチョイス。
チャレンジといいつつ内容は期間内に所定のMicroSoft Learnのトレーニングを受講すればOK。
結構量は多めだったので、コツコツ進めた。
前提
AzureDevOpsの利用経験は4年ほど。
最初の2年は割と開発に集中していたので利用範囲は狭かったが、ここ2年はPipelineの整備やDashboardsを触ってみたりと領域を少しずつ広げている。
申し込み方法
無料の試験申し込みのメールが届いたので、手順に従って申し込みをした。
試験はピアソンVUEという試験運営ベンダーを通して実施される。
受験方法は以下の2つ。
- オンライン受験
- テストセンターで受験
今回はオンライン受験を選択した。
申し込み完了後、受験日前に受験するPCでのシステムテストの案内があったため、1週間ほど前に済ませておいた。
- 試験で使用するアプリのインストール
- PCの音声・スピーカー・カメラのテスト
- ネットワークのテスト
私はMacを使用しているが、ガイダンス通り進めて特に問題なかった。
ちなみに早めに受けるつもりだったが、12月から急激に仕事が忙しくなったのもあって忘却の彼方に一度行ってしまったので、申し込みしたのは1月半ばになってしまった。
2月15日までの受験が有効期限で、土日はもう埋まってしまっていたのもあって、2月15日受験という滑り込み受験・・受験は計画的に。枠が空いててよかった。。
勉強方法
使ったのは主に以下2つ。
- MicroSoft Learnのトレーニング
- Udemyの過去問
MicroSoft Learnのトレーニング
MSが提供している学習ツール。
受験対象によってコースが用意されており、それは一通り受講した。
そもそものチャレンジキャンペーンで概ねクリアしていたけど、網羅できていなかった部分はあとからやった、と思う。多分(曖昧
体型立ててそれぞれのサービスなどの解説があったあと、知識チェックで3つ程度選択問題が出る。というのをひたすら繰り返す。
ものによっては一時的なsandbox環境をデプロイして、実際に動かすことができる。
個人的には過去問を先にやると自分の弱いところがわかるので、もっと注意深くトレーニングを受けられたと感じた。
先にこっちをやってしまったので、割と流し見になってしまったところもあったと思う。
Udemyの過去問
過去問6回分があったのでこちらを入手。今のところこの1つしかなかった。
解説はあっさり目だったが、該当のMS公式ページのリンクが貼ってあったので、詳しく調べたい時はそこから飛んで読み込んだ。
作業順の並べ替え問題はUdemyだと選択形式だったため、完全に順番を覚えていなくてもなんとなく解けてしまったが、本番のテストでは自分で全て並べ替える必要があったので、並べ替えもしっかり順番を頭に入れておく必要があると思った。
Udemyの過去問は結構使いやすく、過去の結果も残っているし、デバイス間で同期されるためスマホやiPadからでも使えるからお気に入り。
頻繁にセールをやっているので、もはや定価のタイミングの方が少ない気がする。なので、もし買おうと思ったタイミングが定価だったら少し待つのが吉です。
しっかり勉強した期間は大体2週間くらいだったと思う。
いつ受けてもいい試験は先に受験日を決めないとなかなか火がつかない。。
試験当日の流れ
① 試験時刻の30分前から、チェックインをするようにと案内があったため、受験案内のメールのリンクからチェックインを実施。
② 試験用のアプリが起動し、事前にやったシステムテストと同様のテストが実行された。
③ アプリに表示されたQRコードをスマホで読み込み、スマホのカメラで以下の撮影をして登録した。
- 試験結果用の顔写真
- 身分証明書(運転免許証やパスポートなど指定されたもの)
- 受験環境(試験を受ける机の左右前後)の写真 ※なんかカメラがズームされて上手く撮れなかった。。
④ 登録した写真と、必要な場合リアルタイムでの受験環境の確認作業があり、オペレータの順番が回ってくるまで待つ。私は前に1人しかいなかったので、数分しか待たなかった。この作業によって、試験開始時間を過ぎてしまっても問題ないそう。
⑤ 写真がうまく撮れていなかったのもあって、オペレーターと繋いで受験環境の確認があった。オペレーターとのやりとりはチャットだった。指示の通りPCのカメラで机全体を映したり、机の横のカウンターにかかっていたティッシュはNGとのことで、外したところをまた映し、さらに外したティッシュを置いた場所を映したり、結構面倒だった。リビングでやってしまったので、今度はもっと何もない部屋でやった方がいいなと感じた。
⑥ チェックインが済んだらすぐに試験が開始された。なので、申し込み時間よりも早かったと思う。
⑦ 試験時間も140分の制限があったが、問題が解き終わったら終了できた。終わってすぐ合否が出て、心構えていなかったのでびっくりする。
次回の展望
元々「AZ-900:Azure Fundamentals」を受けようと思っていたが、AZ-400が取れたので、その先の「AZ-104:Azure Administrator Associate」か「AZ-204:Azure Developer Associate」を取って、DevOps Engineer ExpertのExpert認定資格を取るのを目指した方が良い気がしてきた。
AZ-400だけあってもあまり意味がなさそうな予感がしている。。
どっちを受けるかはまた調べてみる。
雑記
前日に体調を崩し、過去問が5回分までしか解けていなかった。
過去問から結構出る感じ、6回目までちゃんとできていればもう少し点は上がったような気がする。
そもそもあまり時間取れていなかったので、ぎりぎりだったけど受かってびっくりした。過去問ありがとう。
試験前の体調管理は大事・・!
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