【2024年】Flutterで初めてiOSアプリをリリースした話
はじめに
はじめまして、れむです。今回は以下のiOSアプリをリリース出来ましたのでそれについて記事を書いていこうと思います。
開発期間はアプリの構想から開発が1週間、AndroidとiOSの申請合わせてに1週間なので合計では2週間ほどかかりました。開発期間の内訳については「4画面 + α」なので1日1画面とデータの受け渡しやAndroidとiOSのスマホ、タブレットへの画面調整や諸々で3日の合計7日です。
開発環境や筆者レベル感
- VSCode (Windows)
- Xcode (ビルドのみ)
- プログラミング実務経験なし
- アプリ開発経験なし
- ChadGPT Plusを用いた開発
苦労したところ(時間がかかったところ)
- プライバシーポリシー
- 利用規約
- サポートURL(後述)
- 製品用ビルド
- 指摘内容は英語で送られてくる
基本的にはコーディングとは関係のない事務的な内容がメインになります。個人開発ならでは1から10まで自分でやらないといけない事の弊害かもしれませんが、1つずつ調べて対応していけば何とかなる事ばかりでした。
プライバシーポリシーと利用規約
まず最初にここで悩みましたが、調べたらすぐに質問に答えるだけで自動で作成するサイトがあったのでそれに沿って作業をしたらリンクが作成されるのでコピペして終了です。
製品用ビルド
普段はwindowsで開発をしているためMacをそんなに触っておらず、Xcodeでのビルド時は古いのもあってファンが爆音で鳴りながら頑張ってくれました。コード自体はGithubを使っての連携で簡単に移植できたので手順をサイトを見ながら行えばできました。
指摘内容が英語で送られてくる
これはApp Storeからのメールは基本的に英語で送られてきて、内容を少し曖昧な表現をされるので翻訳して読むと少し悩みました。ただ「Review」を提出した、開始した、完了したなど細かく情報を送ってくるので安心しながら過ごす事ができました。
App Store Connectからの指摘事項
- サポートURLの内容が不適切
- アプリ内に「試用版」という文字列が不適切
以上の2つになるのですが基本的に英語でガイドラインの〇〇を遵守してくださいというメールと場合によっては画像で修正箇所が指摘されてが送られてきます。レスポンスも早く翻訳機能を使えば比較的簡単に修正作業は進んでいくと思われます。
サポートURLが不適切
1つ目はApp Storeにも表示される「サポートURL」の内容が適していないといものでした。最初の申請ではアプリの説明書として作成した「Googleドキュメント」のリンクを提出したのですが「アプリ作成者への連絡が取れる情報が無い」と言われました。そこにメールアドレスを追加しても良かったのですが、今後のことを考えて「Googleサイト」でポートフォリオぽいのを作成し、そこにメールアドレスを掲載しましたので参考までにリンクを貼っておきます。
ドメインを取得した方が一般的だと思われますが、個人開発なのでお金をかけたくないのとダメだったらホームページをFlutter Webで作って掲載しようぐらいの軽い気持ちで提出したら大丈夫だったので安心しました。
アプリ内に「試用版」という文字列は不適切
これはアプリ内の上部タブに「試用版」という文字があり、「Guideline 2.2 - Performance - Beta Testing」に対して不適切であると言われました。僕の意図としては有料版との差別化として表記上「試用版」と付けたのですが、App Storeの方には「Test Flight」などの内部テスト用として付けた文字が残っている判断されたのだと思います。そこにこだわりは無かったので素直に文字を消したら承認されました。
さいごに
自分の気づいていない所でミスをしていそうではありますが、Appleの審査は通っているという事でひとまずは安心したいと思います。また、Apple DeveloperにアプリからとWeb上から2重で登録申請をしたり、住所がローマ字で無かったりと登録時にはサポートの方にご迷惑をおかけしましたが優しく対応してもらい助かりました。
今回のリリース関係で後3つほど記事を書こうと思っているのでお楽しみに。
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