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フリーランスが死ぬまでに必要なお金の計算

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50代に突入したフリーランスエンジニアが、今後の人生について考えるシリーズの2回目は、今後の人生で俺はいくらお金を使うのか考えてみた。

俺は何歳まで生きるのか?

まず、俺は何歳まで生きるのか?という大前提が決められない。「君の膵臓をたべたい」で浜辺美波は「もしかしたら明日突然君が(先に)死ぬかもしれないのに」と言ったけど、人はいつ死ぬかわからない。考えても仕方がないので「90歳」に決めた。厚労省「簡易生命表(2023年版)」を見ると現在50歳の人の平均余命(男)は32.6歳、つまり83歳くらいまで生きるみたいなので、まあ90歳までにしておけばちょっとバッファが生まれて良いでしょう。

90歳まで生きる場合の累計予算(国民年金のみの場合)

まず一番最初に決める必要がある変数は、今後の人生で毎月使う費用だ。これもぐだぐだ考えても仕方がないので「20万円」と決め打ちする事にした。20万円あればまあ文化的な最低限の生活はできるだろう(今後インフレが加速するリスクはあるが、ここではシンプルイズベストで20万円とした)

90歳まで生きる場合の累計予算(国民年金のみの場合)

フリーランスの場合、すべての期間厚生年金に加入しているとは限らないため、国民年金(83.17万円/年)を65歳以降貰うとした場合 のシミュレーションとした。

50歳からフリーランスが生き抜いていくために、7521万円も必要なのかっ。

90歳まで生きる場合の累計予算(OJI+?SANの場合)

上記で国民年金のみの場合のシミュレーションをしたが、ここではサラリーマン時代に加入していた厚生年金の上乗せ分を考慮した計算をしてみたいと思う。正確な年金額を知るには、電子版「ねんきん定期便」が便利だ。

電子版「ねんきん定期便」で、自分の年金額を確認する

以下の手順を踏むには、マイナンバーカードを所有していて且つ、マイナポータルアプリの設定、及びマイナポータルアプリとねんきん定期便の連携が完了している必要がある。マイナンバーカードを所有していれば、後はアプリを操作している中で必要な登録や設定を(指示通りに)行うことで、特に問題無く手順を実行できるはず。

マイナポータルアプリでの操作

マイナポータルアプリをダウンロードして開くと、以下の画面が表示される。ここで「マイナポータルにログイン」タップする。予め設定した方法(Face ID等)でログインする事で、マイナポータルに遷移する

01_マイナアプリ

マイナポータル(Web)での操作

04_マイナポータルトップ

マイナポータル画面を下にスクロールすると、「おかね」というブロックに「年金」というボタンがある。
05_マイナポータルトップ_年金部分

「年金」ボタンをタップし「ねんきん定期便情報」に遷移する。遷移先に表示される「取得をはじめる」ボタンをタップすると、電子版「ねんきん定期便」ページに遷移する

07_マイナポータ_ねんきん定期便情報_取得開始

電子版「ねんきん定期便」(Web)での操作

ページ上にある「ダウンロード[PDF]」をタップし、年金情報が記載された「ねんきん定期便」PDFをダウンロードする

08_電子_ねんきん定期便トップ

「ねんきん定期便」PDF

ダウンロードされたPDFを見ると、65歳/70歳/75歳でスタートした場合の(個人別の)年金見込み額がわかる
09_電子_ねんきん定期便_PDF

なるほど。OJI+?SANの場合は、1,384,946円/年か。

OJI+?SANの場合の、の累計予算

年金定期便の数字を少し丸めて、138.5万円/年として90歳まで生きる場合の累計予算を計算してみた。

50歳からOJI+?SANが生き抜いていくために必要なお金

50歳からOJI+?SANが生き抜いていくために必要なお金は、6138万円か・・・

まとめと感想

50歳から先、生きていくために必要な金額は思っていたより多かった。この必要金額(出費)に対して、入金(資産と給与など)をどういうバランスで対応させていくべきなのか?つまり、何歳まで働くのか、場合によっては何歳までフリーランスを続けて何歳からサラリーマンに戻る必要があるのかについて考えていく必要がありそうだ。

徐々にサラリーマンに戻るべきなんじゃないかという気持ちが大きくなっているチキンな俺である。

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