RubyKaigi 2023 に参加したメンバーの感想まとめ
Leaner 開発チームの黒曜(@kokuyouwind)です。
RubyKaigi 2023が終わってしまいましたね。終わってみればあっという間でした。
Leaner Technologies では初日一発目に CEO の大平からスポンサートークをさせていただき、 LT では筆者の黒曜が登壇させていただきました。また 2 日目には主催のドリンクアップも開催させていただきました。
スポンサートークや LT を聞いていただいた皆様、ドリンクアップにご参加いただいた皆様、交流させていただいた皆様、なにより運営の方々とすべての参加者の皆様、本当にありがとうございました。
メンバーに RubyKaigi 2023 の感想を聞いてみよう
Leaner Technologies からは総勢 9 名が現地参加させていただきました[1]。この中には初めての RubyKaigi というメンバーも、何度も参加経験のあるメンバーもいます。
今回の記事ではそれぞれの視点から、 RubyKaigi 全体の感想や印象に残ったセッションなどを聞いてみました。
黒曜
RubyKaigi の参加経歴
汐留で行われたRubyKaigi 2015が初参加です。当時は Ruby や Rails を書き始めて 3 ヶ月くらいで、処理系周りの話はなんもわからんと思いつつ聞いていたのを覚えています。
…が、 Twilog を見返してみたところ、初参加のときから Twitter 実況をしていたみたいです。当時の Matz Keynote はプログラマの三大美徳の話でした。
それからは基本的に毎年現地参加しています。 Twitter 実況も毎年していて、役に立ったと声をかけていただくことも増えたのでありがたい限りです。
RubyKaigi 2023 全体を通しての感想
今年は所属企業が初めて Ruby スポンサーとして協賛し Drinkup も開催したうえ、個人でも初めて LT を採択いただけたので、これまでで一番 RubyKaigi に積極的な参加ができた年になりました。
これまでも一部で「Twitter 実況の人」と認識いただけていた自負はある[2]のですが、今年は「スポンサートークや Drinkup をやった Leaner Technologies の人」「LT で LLM の話をした人」「Matz と LT のネタが被った人」などいろいろな軸で知っていただき、初対面の人ともいずれかのネタでアイスブレイクして交流に繋げることができました。
本当に楽しく、また忙しくあっという間に過ぎていった 3 日間でした。今回の RubyKaigi は一生忘れない思い出になると思います。
印象に残ったセッション
いろいろあるんですが、今回は自分が LT をさせていただいたため、それに関連するセッションが一番印象に残っています。
Matz さんの Keynote
最初の Matz Keynote では Ruby の歴史に関するいい話がされるなか、未来の話で突然「ChatGPT に Ruby の型を聞いてみた」という話が始まり、自分の LT [3]と思いっきりネタかぶりしたので涙目でした。
結果的には LT にスライドを足して良い導入になったので良かったです。
soutaro さんの Keynote
また最後の Keynote は RBS を開発された@soutaroさん[4]だったのですが、学生のころから取り組んでいた Ruby の型の取り組みが RBS として結実し、 RubyKaigi 2023 では多くのセッションで話されるようになった、という話で自分まで感慨深くなりました[5]。
そんな soutaro さんの RBS 関連セッション紹介に、末席ながら自分の LT も入れていただけてとても嬉しかったです。
セッション以外で印象に残った出来事
soutaro さんや Matz さんと話せた
やはりこれも LT 関連になってしまいますが、 soutaro さんや Matz さんと型や LLMs の話をできたのが楽しかったです。以下のツイート、間違えて Mats になってますね🙇♂️
そういえば、お二人から「LLM は使わないものの、変数名などの単語の意味から型を推論する論文が数年前にあった」と伺いました。興味深いので後でサーベイしたいです。
Leaner Drinkup
また Leaner Technologies 主催のドリンクアップをできたのも楽しかったです。
自分は運営側に回ってしまったのでそこまでがっつりは交流できなかったのですが、乾杯の挨拶ですごい熱量を感じたり、みんなが美味しそうに日本酒を飲んでいるのを見られてとても良かったです。
ちなみに日本酒を@joker1007さんに選定いただけないかなと言い出したのは自分で、以前永和システムマネジメントさんが開催されたドリンクアップで日本酒スーパーバイザーをされており、今回は永和システムマネジメントさんのドリンクアップがなさそうだけど美味しい日本酒飲みたいなぁと思い、ダメ元でお声がけさせていただきました。
結果的には快諾いただけて美味しい日本酒をたくさん選定いただいたうえ、当日は我々が手の回らなかった熱燗まで温めていただきました。 joker さん本当にありがとうございました!!!
cobachie さんが Jeremy さんから原著をもらった
あとは、@cobachieさんが研鑽Rubyプログラミングの原著者 Jeremy Evans さんから原著をもらっているところに遭遇したのもすごく良かったです。ちなみに、この写真を撮ったのは私です。
こばちえさんが RubyKaigi スタッフとは聞いていたんですが、現地に行くまでは一般〜上位スタッフくらいの立場なのかなーと思っていました。
ところが当日になってみるとローカルオーガナイザーとして辣腕を振るっていて、しかもクロージングで触れられたとおり 7 年越しの松本開催を成し遂げたと聞いて、めちゃくちゃすごい人じゃないかと気づきました。
おそらく RubyKaigi 開催にこぎつけるまでたくさんの苦労があったと思いますが、そんな苦労が報われる出来事のひとつだったんじゃないかなと思い、印象に残った出来事として挙げさせていただきました。
次回RubyKaigiに向けての期待や意気込み
今回 LT で結構面白いネタができたと思うので、 LLM を使った型推論については本腰を入れてツール化して、来年の RubyKaigi でフルセッション登壇して成果発表できるよう頑張りたいです。
また今回RubyKaigi の予習会をした記事を 2 本書いたのですが、これをもっと膨らませて「読んでいくともっと楽しめる、 RubyKaigi の歩き方」みたいな同人誌を出せると楽しそうだなと思っています。
個人だけでなく Leaner Technologies としても来年また面白いことができるよう、いろいろと働きかけていきたいと思います。
yusuke kokubo
RubyKaigi の参加経歴
RubyKaigi は 2016 Kyoto 以来の参加です。
当時 RubyKaigi に参加しつつ早朝に鴨川を散歩してたりしました。
(なんのご縁か、その後京都にオフィスがある会社に入社して京都にちょっと詳しくなりました)
RubyKaigi 2023 全体を通しての感想
2016 年のときは、 Ruby 3x3 やっていくぞ、という Keynote が印象的でした。
今年は Ruby3 が成熟した結果として、より進んだ内部の最適化や、型を使った開発者体験の向上を目指しているのが感じられました。
RubyKaigi に参加すると Ruby のコミュニティとしての強さを感じられるのがとてもいいですね。
印象に残ったセッション
TypeProf を Ver2 として作り直して IDE サポートを充実させる話が印象的でした。
(個人的にコードを書く仕事が減りつつあるのですが)プログラミングするうえでの型情報をもとにした補完やヒントがあるとないとでは開発者としての体験が段違いなのでとても嬉しい取り組みだなあ、と思いました。
Ruby というプログラミング言語として型をどのように扱うか、というポリシーとのバランスの取り方も求められて大変そうだなあ、とも思いますがいい感じになっていくことを期待してます。
セッション以外で印象に残った出来事
自分の所属する会社が Ruby Sponser としてボードの中央に貼り出されるのを見たときはちょっとグッと来ました。
あと、松本は街の中心が城下町になっていて湧き水や水路がきれいでよい街だなあ、と思いました。
毎朝、宿泊していたホテルから会場まで水路をたどりながら歩いたのが良い思い出です。
次回RubyKaigiに向けての期待や意気込み
今回は体調不良で控えめに参加してましたが、次回もスポンサーになってドリンクアップできたら楽しいそうだなあ、と思ってます。
@corocn)
ころちゃん(RubyKaigi の参加経歴
RubyKaigi 2017(広島)から毎年参加。
RubyKaigi 2023 全体を通しての感想
"Kaigi is Back" という感じで、いつもより色んな人と喋れたのが良かった。参加者も多く、みんなから熱量を感じた。
印象に残ったセッション
Edge で動く Ruby に夢を見ているので聞きに行ったら、とてもいい話が聞けた。
「昨年 RubyKaigi に初参加して、ブラウザで動くRuby に感動し、いつか RubyKaigi のスピーカーになりたいと思って CfP を出したら通った」。昨年 WASM の話をした kateinoigakukun さんも、今年の 3yUma_rb さんも在学中とのことで、エモさを感じて、自分も 10 年ぐらい若返った気持ちになった。
セッション以外で印象に残った出来事
Leaner Drinkup で kaneko.y さんと GLR(一般化 LR)について語れたのが楽しかった。RubyKaigi でオートマトンの話ができるとは思わなかったので、大興奮してしまった。その後 After Party で推しの本 "白と黒のとびら: オートマトンと形式言語をめぐる冒険" をオススメして回った。 Drinkup では熱燗を提供したのだが好評でよかった。
次回RubyKaigiに向けての期待や意気込み
英語をもうちょっと聞けるようになっておきたい。来年はもっともっと事業を伸ばして沖縄行くぞ!
@mishiwata1015)
いしわた(
RubyKaigi の参加経歴
RubyKaigi 初参加です!
Ruby 歴は 5 年くらいです。
RubyKaigi 2023 全体を通しての感想
会場全体が盛り上がっていて、Ruby コミュニティの暖かさ・強さみたいなものを感じました。
Day1 の Matz さんによる Keynote では Ruby の歴史の話が聞けて非常によかったです。一貫して動的型付けにこだわり続ける姿勢は改めてすごいなと思いました。
あとは、英語のセッションも多いのでやっぱり英語勉強しないともったいないな〜と改めて思いました。
印象に残ったセッション
RuboCop's baddest cop
- メソッド呼び出し時のカッコの有無を強制する Cop、Style/MethodCallWithArgsParentheses の実装はめちゃめちゃ大変なんだよというお話しでした
- Ruby コードから AST へ変換するライブコーディングしながらの発表で、
super
とsuper()
でも AST が微妙に異なるなど、思わず「うわ〜」と声が出てしまう例が多々あって見応えがありました - Ruby の柔軟な構文とのトレードオフで構文解析時のエッジケースが大量にあり、日々何気なく利用している RuboCop ですが開発者の方々に改めて感謝…!という気持ちになりました
Lightning Talks
- LT が面白かったです!
- 5 分という限られた時間にも関わらず圧倒的情報量で疾走感が最高でした
- 特に「Unexplored Region - parse.y -」がよかったです
- parse.y に対する警戒心がすこ〜〜し和らぎました
セッション以外で印象に残った出来事
Official Party や Drinkup では他の参加者の方々と交流できてよかったです。
YJIT 有効化の本番投入など、他社の取り組みの話を聞けてうちもやっていくぞーというモチベーションアップに繋がりました。
スポンサーブースも各社凝った企画を持ち込んでいたり、配布物がたくさんあって驚きました。
全体を通してめちゃめちゃ楽しめました。RubyKaigi 最高!!
次回RubyKaigiに向けての期待や意気込み
ドリンクアップからの締めステーキをキメたいです!
glico
RubyKaigi の参加経歴
今回が初めてです。
RubyKaigi 2023 全体を通しての感想
初参加で右も左も分からない状態でしたが、いろんな人と交流したり Ruby の言語としての成り立ちや未来の話がたくさん聞けて、とにかく勇気を出して参加してよかったなと思っています。
技術的には parser 関連の話は正直ほとんどわからずでしたが、予習をしていったおかげで部分的に理解できる感覚を楽しむことができました。また Ruby と型に関するセッションや LT はどれも興味深く、今後より知識を高めていきたいという意欲がすごく湧きました。
心残りがあるとすれば、ブースをもっとゆっくり回りたかったです。各ブースともいろいろなコンテンツを用意してくれていたのにちょっと勇気がでなくて行けなかったと思うブースがいつくかありました。来年はスケジュールもうまくコントロールした上で勇気を出してどんどんブースに行きたいです。
印象に残ったセッション
Implementing "++" operator, stepping into parse.y
- 予習してきたがまだ圧倒的に知識不足な parse.y の話
- 実装方針 → 実装してみる → できた! → 問題点が… の流れが非常に分かりやすかったです
- また手順の説明もとにかく丁寧で初心者には大変ありがたいセッションでした(大感謝)
- 一番「parse.y」いじってみたいなと思えたセッションでした
- Ruby++ は草
Revisiting TypeProf - IDE support as a primary feature
- TypeProf を IDE support を考慮した作りに作り変えている話
- ふだん TypeScript を書く機会が多いので、近い感覚で Ruby を書けそうな未来が見えてわくわくしました
- システムが即座に返答したとユーザーが感じる時間は 0.1 秒という話が個人的に興味深かったです
- デモがうまく動いたときの会場からの拍手がなんかすごく良かった(語彙力)
Power up your REPL life with types
- 型情報を使って IRB の autocomplete を改善する話
- 途中でプロジェクターの接続トラブルがあってヒヤヒヤしたがこれもオフライン参加特有の臨場感だとも思いました
- トラブル対応中にセッションで紹介されている gem インストールしている人がいて「賢い!」と思いました
- 自分も早速真似していました
セッション以外で印象に残った出来事
弊社のスポンサートーク
- Day1 の Keynote 前という最高のタイミングで最高のプレゼンだったと思います!
- Twitter でも好評っぽいツイートが散見されて嬉しくなった(これとかこれとか)
- イベント中に会った人たちにも「スポンサートークやった Leaner」としてほぼ全員に認知されていたすごい!ってなりました
Leaner Drinkup at RubyKaigi 2023
- いろんな人が楽しく飲んだり技術トークしたりして盛り上がっていて本当にやってよかったと思いました
- 参加者の方はもちろん RubyKaigi の運営スタッフの人もたくさん来ていただいていたのが嬉しかったです
- 個人的にはローカルオーガナイザーとして会場の指揮で終日忙しそうにしていた @co_bachie さんがリラックスして楽しんでくれていたのが一番嬉しかったです
次回RubyKaigiに向けての期待や意気込み
来年もドリンクアップやりたい!
merotan
RubyKaigi の参加経歴
RubyKaigi 2015(寿司)のときから参加(仙台は行けてない)
RubyKaigi 2023 全体を通しての感想
相変わらずだけど面白かったです!
今回からオフィシャルパーティーも復活したりと、「あー戻ってきたなー」という気持ちになってなんかすごくよかったです。
印象に残ったセッション
UTF-8 is coming to mruby/c - RubyKaigi 2023
最近文字コードに苦しい思いをさせられたことがあり、見ておくべきだなと足を運んだのですが、そもそも文字コード全然わかってないな〜となってとても勉強になったセッションでした。
On Ruby and ꝩduЯ, or How Scary are Trojan Source Attacks - RubyKaigi 2023
最近文字コードに苦しい思いをさせられたことが(略
右から左に読むようにする文字コードや一部だけ向きを変えるための文字コード等があるのは知らなかったので、これはなるほどな…となって面白かったです。
VSCode 等では文字コード自体が表示されるようになっていたのですが、 Slack にその文字を投稿したら向きが変わったりして、これは気づけないと確かにヤバいな…となってました。
Develop chrome extension with ruby.wasm - RubyKaigi 2023
また強い学生でてきてしまったな〜…引退や…。
となったセッションでした。
Ruby で Chrome 拡張を書こうとおもったことがなかったので、なるほどな〜となったのと、どうライブラリを設計したか等々が面白かったです。
セッション以外で印象に残った出来事
各種パーティー
久しぶりのパーティーだ!となってたのしかったです!
もうちょい色んな人と話しておけばよかったなと今更思っているので、来年はがんばろう!という気持ちです!
次回RubyKaigiに向けての期待や意気込み
沖縄たのしみ!
英語わからないことが多いのと JIT 周りなんにもわからないので、どちらかをそれなりにわかるようにしていきたい!
@m0sh1dawa)
しまだ(
RubyKaigi の参加経歴
初参加でした!
RubyKaigi 2023 全体を通しての感想
大きめのカンファレンスに参加すること自体が数年振りで、かつ初めてのカンファレンスということで勝手が分からないまま参加しましたが、自分なりに楽しめました。
ブースや Drinkup でたくさんの人とコミュニケーションを取ることで、より RubyKaigi を楽しめそうということが分かったので、その学びをもって次回以降も参加できたらなと思います。
印象に残ったセッション
Ruby Committers and The World
正直なところ英語はあまり聞き取れませんでしたが、普段自分が扱っている Ruby というプログラミング言語は、今壇上に座ってディスカッションしている人たちよってメンテナンスされ、進化し続けているのかという実感を得られました。
当たり前の話ではあるのですが、プログラミング言語はどこかから勝手に降ってくるのではなく、人の手によって作られているのだということがとてもリアルに感じられました。
セッション以外で印象に残った出来事
Leaner のみんなとの会話
2023 年 3 月の入社以来、関東圏以外の Leaner のエンジニアメンバーとは物理対面したことがなかったのですが、今回の RubyKaigi を通じてようやく対面を果たせました。
普段オンラインでコミュニケーションを取っているみんなと他愛もない話で盛り上がれたことが本当に楽しかったです。
次回RubyKaigiに向けての期待や意気込み
- より英語セッションを楽しめるように英語の勉強を頑張る
- Rubyist とたくさんコミュニケーションを取る
phigasui(オンライン参加)
RubyKaigi の参加経歴
Ruby 歴もうすぐ 5 年にもなりますが今回が初めて。
RubyKaigi 2023 全体を通しての感想
まず、オンラインでもなんの問題もなくセッションを見られる環境に感謝です!カメラの切り替えがスムーズでかっこよい配信だった。
全体的にはパーサーのはなしが多く、おもしろかったので興味が湧きました。
各セッションを通していろんな Rubist の名前がでていて印象的でコミュニティの繋がりの強さを感じました。
これまであまり Ruby 関連のイベントに参加したことなかったのですが、良いコミュニティだなと思い、Ruby がもっと好きになりました。
印象に残ったセッション
-
Revisiting TypeProf がよかった。
- TypeProf の再設計とそれによるパフォーマンス改善、純粋にすごすぎた。
- LT のスピード感が LT らしくて楽しかった。
セッション以外で印象に残った出来事
- KeebKaigi も楽しみにしてました。
- オンライン参加だったのでDaihukuさんの配信がありがたかったです。感謝!
- キーボード熱が高まったのでやっていきます
- qmk_firmware でずっとやってたけど prk_firmware を使おうと思った
- そのほかオンラインで見えないブースや Rubist たちの交流は Twitter#rubykaigi を見つつ良いな〜来年はオフラインで参加したいな〜と終始思っていました。
次回RubyKaigiに向けての期待や意気込み
次こそはキーボードも持って現地にいくぞ!
RubyFriends, KeebFriends したい!
[6]
大平(CEO)RubyKaigi の参加経歴
ほぼ初参加(1 度参加したことがあるが、顔出したくらい!)
RubyKaigi 2023 全体を通しての感想
Ruby コミュニティに感謝を伝えるために松本へと上陸したのですが、振り返ってみると Drinkup しかり、会場などでご参加されている方からスポンサードへの感謝を伝えられることが非常に多く、正直驚きました。この温かさが RubyKaigi の素晴らさだなと再認識させられました。
印象に残った出来事
チームメンバーのこばちえさんが頑張っていたのは、ごく一部ではありますが知っていたので、応援していました。そういう意味で、最後のクロージングにて、2023 RubyKaigi までの変遷をみたときは、全貌を全く知らない自分でさえ目頭が熱くなりました。
Drinkup は本当に楽しかった。もちろん初対面の方が多いわけですが、 Ruby というたった 1 つの共通点でここまでも人間つながれるのだなと思いました。そしてこのコミュニティが維持されるためにも、 Ruby という言語がより活用されてほしいなと、ただの 1 参加者として思いました。
次回RubyKaigiに向けての期待や意気込み
私はエンジニアではありませんが、 Ruby やこのコミュニティに感謝している気持ちは本当です。ビジネスサイドである私にできることは、 Ruby により創られる素晴らしいプロダクトを介してお客様に価値貢献し、お金をいただき事業を伸ばすことしかできません。来年沖縄にいくためにも、お客様に向きあい、事業を伸ばしたいと思います。つまり稼ぎます。
cobachie
RubyKaigi の参加経歴
RubyKaigi が地方で開催されるようになった 2016 年から毎年参加しています。
2019 年、2022 年は当日ヘルパーとして参加しており、今年はローカルオーガナイザーをつとめました。
RubyKaigi 2023 全体を通しての感想
まつもとに世界中の Rubyists を迎えることができて感無量でした。
ローカルオーガナイザーとしての思いは個人ブログに綴ったのでよかったらご覧ください。
印象に残ったセッション
今年は運営業を優先したためセッションを見ることができませんでした。アーカイブ動画が公開されたら全部見ます!
唯一見たのが弊社のスポンサーPR トークで、所属している会社が Ruby スポンサーとして登壇させていただくのを目撃できて感慨深かったです。Ruby ありがとう!
セッション以外で印象に残った出来事
Twitter で「RubyKaigi2023 誰も撮ってなさそうな写真選手権」が行われていて、
Rubyist たちがまつもとの街を楽しんでくれているのが伝わってきて嬉しかったです。
ぜひまた遊びに来てください!
次回RubyKaigiに向けての期待や意気込み
362 日の Rubyist としてどうすごしていこうかまだ考えられていませんが、たぶん来年も運営に関わるので RubyKaigi 2024 でも奇跡を見てもらえるようにやっていくぞという気持ちです。
現実的なところでは今年も英語が破滅していて全然だめだったので、簡単な会話はできるように精進します。
まとめ
各々、それぞれの楽しみ方で RubyKaigi を満喫できたようで良かったです。
次回も Leaner Technologies のみんなで参加できるよう、 CEO 大平さんと一緒に稼いでいきたいと思います。
それでは、沖縄で会いましょう!
-
うち一名が CEO 大平、一名が運営のこばちえさんのため、一般参加したエンジニアは 7 名です。また別途オンライン参加したエンジニアが 2 名いたため、 Leaner Technologies 所属エンジニアの 8 割くらいが関わっていた計算になります。 ↩︎
-
そんなことよりセッションを集中して聞け、と言われそうな気もします。しかし個人的にはセッションの内容を自分の中で噛み砕き、それを自分の言葉で書き直す事によって理解を深めているところがあります。そしてそれを個人メモに取るより Twitter に流したほうがリアルタイムで他の人の理解にも繋げられるし、間違っているところはフィードバックももらえることがあるので嬉しい、という感じでやっています。 ↩︎
-
RBS meets LLMs - Type inference using LLM https://slides.com/kokuyouwind/rbs-meets-llms ↩︎
-
松本で開催された RubyKaigi 2023 が松本さんの Keynote ではじまり松本さんの Keynote で終わるの、タイムテーブルの妙を感じます。 ↩︎
-
余談ですが、自分は大学で soutaro さんと同じ研究室に所属していました。自分が学士 4 年のときに soutaro さんが博士 3 年だったためほとんど交流はなかったのですが、 OCaml の研究室で Ruby の研究をしてる珍しい人だなぁと感じたのを覚えています。 ↩︎
-
初日に Keynote 前のスポンサートークをした人です。 ↩︎
Discussion