スクラムって実際に何をすればいいの?
はじめに
スクラムガイドを読んで、スクラム関連の記事を参照して、いざスクラムを取り入れよう!!!
ってなっても、じゃあ具体的に何をどのように始めればいいの?ということが分からないですよね、、、
この記事でわかること↓
結論、取り入れるチームによってスクラムの形は変容する。というのが正だとは思いますが、今回は一例として、上記を紹介することで、スクラムを取り入れる際のきっかけになっていただければ幸いです🏈
スクラムについて
今回はスクラムの思想的な部分のご紹介は割愛する代わりに、いつも参考にさせてもらっているサイトをご紹介します。
スクラムのバイブル:スクラムガイド
スクラムを分かりやすく解説してくれているサイト:Hello Scrum
スクラムの具体的なTODOや疑問を解決してくれるサイト:Ryuzee.com
実際に行っていたこと
ここから僕が実際に所属しているチームでのスクラム関連のTODOをご紹介します。
スクラムチームの編成
- プロダクトオーナー: 1名
- スクラムマスター:1名(開発者が兼任)
- 開発者:6名(マーケティング含む)
合計7名
本来、スクラムマスターは専任になるのが好ましいですが、業務の都合上、開発者が兼任していました。
スクラム関連ツール
基本的な連絡はSlackを使用し、実際のタスクを管理するのはYouTrackを使用、アイディア出しや振り返りのツール(後述)としてFigmaを使用していました。
カンバンツールはJiraなどでもいいかもしれません🤔
スプリント
水曜日開始の1週間スプリントで、スクラム関連のイベントは、メンバーの出社日を合わせる関係で全て水曜日の午後にまとめていました。
DSU
毎日10:00~10:15分で実施
アジェンダ
- 各自の実施タスクの共有
- 各自の障害になっているポイントがあれば共有
- バーンダウンチャートの確認
実施タスクがスプリント期限内に終わりそうかの進捗をメンバーで確認し合っていました。
その他追加アジェンダとして、その日に行うトレーニングの内容を共有(雑談)して、メンバー同士で健康面での向上を図っていました💪
レトロスペクティブ
毎週水曜日14:00~14:30で実施
振り返り手法としてはKPTを使用していました。
Figmaにメンバー同士で付箋を貼っていき、雑談チックにスプリントの振り返りを行なっていました。
スプリントレビュー
(毎週水曜日14:30~15:00で実施)
実施していないことの方が多かったです。
ステークホルダーを招集して実施すれば、より客観的な意見を聞けて、サービスの向上につながる可能性があるので、できる限り毎回実施するべきだったと反省です🙏
リファインメント
毎週水曜日15:00~16:00で実施
プロダクトオーナーが起案したIssueに対し、チームで仕様を詰める作業を行なっていました。
Figmaで仮デザインを作ったり、ホワイトボードにアイディアをまとめたり、プランニングポーカーを行なっていたので、全員オフラインの方がやりやすいです✏️
スプリントプランニング
毎週水曜日16:00~16:30で実施
チームのベロシティに応じて、プロダクトバックログの優先度が高い順からIssueをカンバンに追加していました。
スプリントプランニング2部
毎週水曜日16:30~17:00で実施
スプリントプランニングで決まったIssueに対し、開発者のみで技術的な話し合いや、タスクレベルまでの分解を行なっていました。
おわりに
冒頭にも記載しましたが、結局取り入れるチームによってスクラムの形は変容する。というのが正だと思います。
スクラムにとって大切なのは、今回ご紹介した具体的なTODOよりも、スクラムガイドに書いてあるスクラムの思想の部分だと思います。
なので、取り入れるチームで重要視する思想に合わせて、具体的なTODOも都度変容させていく必要があるかと思います。
この記事がお役に立つことを祈っております👌
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