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【個人開発】CursorでiOSアプリを作ってリリースしてみた
はじめに
個人でCursorを使ってiOSアプリを作ってリリースしてみたので、感じたメリット・デメリットなどを紹介しようと思います。
作ったアプリ
作ったアプリは書き出しにフィーチャーしたブックアプリです。
実装方法
実装方法はXcodeとCursorを両方使って、ハイブリッドで開発しました。
まずXcodeで新規プロジェクトを作成して、後は基本的に以下のような流れで、これを繰り返して実装しました。
- Cursorで実装したい内容を指示。(modelはclaude-4-sonnetを使用していました。)
- Cursorの実装が完了したら、Xcodeで実行して動作確認。
- エラーが出たり、望んでいる動作でない場合、Cursorに再度指示を出して修正してもらう。
今回は使用しなかったのですが、SweetPadを使用すると、Cursor上でXcodeプロジェクトをビルドして実行もきるようです。
自力で修正した方が簡単そうな場合など、2割くらいは自分で実装しましたが、8割はCursorで実装してもらいました。
Cursorの料金プランはProプランを使用しました。
メリット
工数大幅減
メリットは基本的にこれに尽きるのですが、自分で全て実装する場合と比べた場合、実装工数が大幅に短縮できました。
とりあえず作ってみるが簡単に実現できる
とりあえず作ってみるが簡単に実現できるので、実際に作ってみて個人開発に凄くマッチしているなと感じました。
デメリット
自分で実装していないので、バグの対応が大変そう
どういう実装しているかまで確認していないと、不具合を修正する際には、問題を特定するのが大変そうだなと感じました。
デザインなどは指定しないと画面によって違いが出てしまう
デザインなどを細かく指定せずに、実装してもらっていると、画面やタブごとにデザインが異なったものが出来上がってきてしまいました。
出来ないこともある
今回本を読む画面で、縦書きのビューアーを作成したかったのですが、繰り返し修正してもらったのですが、望んだものが最後まで出来てこなかったというパターンもありました。
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