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[小ネタ]「ランタイムをブートストラップする」という表現を1回読み流したが、実は理解できてないのでChatGPTに質問した話
先日AWS Lambdaに関する記事を書いたのですが、間違いや読みにくい部分が多々あったので、一時的に非公開にしています。
原因の1つとして、Lambdaの理解の浅さがあり、再投稿するために、空いている時間を見つけては公式資料を通読しています。
今日は以下の部分を読んでいたのですが
AWS Lambdaデベロッパーガイド>Lambdaの基礎>実行環境
初期化フェーズ
Init フェーズでは、Lambda は次の3つのタスクを実行します。
・すべての拡張機能を起動する (Extension init)
・ランタイムをブートストラップする (Runtime init)
・関数の静的コード (Function init) を実行する
・任意の beforeCheckpoint ランタイムフックを実行する (Lambda SnapStart のみ)
ふと、「起動」「実行」ではなく「ブートストラップ」という表現のニュアンス、表現を分けている理由を説明できないなと思い、ChatGPTに質問してみました。
普段は目先のタスクや業務に追われているので、読み流してしまいますが、もう回り道をしたくありません。
質問(Lambdaについて他にもあれこれ質問した後)
ブートストラップするという表現は、起動する、実行するなどの表現とどういう違いがありますか
回答(引用する際改行加えています)
「ブートストラップする」という表現は、起動や実行とはやや異なる意味を持ちます。
ブートストラップ(Bootstrap)は、元々は靴の履き口を引き上げるためのループやタブを意味する言葉です。
この概念を応用して、コンピュータの世界での「ブートストラップ」は、
システムやプログラムを起動または実行するための最初の手順やプロセスを指すことがあります。
具体的には、以下のような意味合いで使用されます:
1. システムの起動: ブートストラップは、コンピュータシステムの電源を投入した後、
最初のステップでオペレーティングシステムの読み込みや初期化を行うプロセスを指します。
つまり、システムを起動して動作可能な状態にするための初期化手順です。
2. プログラムの起動: ソフトウェア開発においては、
ブートストラップはプログラムの最初の起動プロセスや設定手順を指すこともあります。
例えば、アプリケーションの起動時に必要なリソースの読み込み、設定の読み込み、
依存関係の解決など、プログラムの実行に先立つ最初の手順を指します。
ブートストラップは、システムやプログラムを起動し、
実行可能な状態にするための初期化や設定の手順を指すことが一般的です。
一方、単に「起動する」や「実行する」という表現は、
ブートストラップよりも広範な意味を持ち、
任意のアクションやプロセスの開始や実行を指すことがあります。
これを正解として鵜呑みにして終わるわけではありませんが、壁打ちとしては満足しています。
ChatGPTが登場する前、こういう疑問はネットで検索するか、同僚や仕事仲間に質問、あるいは議論するかだったと思います。
前者は辞書的、教科書的な説明は入手可能ですが、自分の置かれているコンテクストを踏まえた回答は簡単に得られません。
後者は他人の時間を奪うことになりますし、こうしたそもそもな疑問はプライドや立場が邪魔して疑問や悩みを飲み込むことも多いと思います。
最近利用頻度が少し減っていましたが、やっぱりChatGPTは便利だなと思いました。
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