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10年Windowsで仕事してたエンジニア、Macユーザになるの巻

7 min read

マジ寄りのネタです

WindowsユーザがMacOSの洗礼を受けるとどうなるのかだけ知りたい方は
目次より「MacOSの洗礼と師匠からの啓示」へ移動してください。

10年Windowsで仕事してたエンジニア、Mac利用を迫られる

それは2021年9月中頃に起こった。
クライアントワークだけやってきた私は何度も自社サービス企業に
「コンテナ経験無し?プークスクス」などと無下に扱われてきたが、
ついに自社サービス企業へのきっぷを手にしたのだ。

前職がカルチャーマッチ大崩壊だったため、
カジュアル面談をお代わりしたりとにかく確認に確認を重ねて選んだ企業…
企業側も私が来るのを熱望してくれた。

正式オファー面談の際の上司Aとなる人の何故かちょっと緊張していた顔を
私はこの先も忘れないだろう。
そんな今後の希望にウッキウキだった9月中頃だ。

私は念の為に人事にこう送った。

To : 人事
From : ワイ
かくかくしかじか

PCの選択は問題ないと伺っておりますが、みなさんはMacが多いのでしょうか。
恐縮ですが私はWindowsを利用したく存じます。

そして数時間後

To : ワイ
From : 人事

かくかくしかじか
大変申し訳ございませんが、エンジニアの方にはMacをお使いいただくのが必須となっております。

「貸与予定のMacのマシンスペック教えて下さい」

「なんだって!?」

思わず私は声を上げた。
なんとWindowsが使えないというのだ。使い慣れた私の仕事道具…
WSL2の登場で格段にWindowsの開発のしやすさは格段に向上した。(多分)
現に私はAIITでのPBLのスクラム開発で1人だけWindows(WSL2)で問題なく開発をしていた。

人事は「お願いしたい」などではなく「必須」と言っている。
ということはそれは面談でお会いした開発のトップの今後の上司Bの言葉である。
カジュアル面談のおかわりでお会いした気さくで何でも答えてくれ、話に共感してくれた男性の顔が頭をかすめる…

やっと手にした自社サービス企業へはどうもMacを使うと言わないと入社が叶わないらしい。
なんて理不尽なんだ。私は少し苛立ち当時付き合っていた男性に連絡した。そいつはApple信者だからだ。楽観的だった。
何より私はこれまでの対話を通してこの会社のカルチャーに深く共感していた。
背に腹は変えられん。ついにMacユーザになる時が来たのだ。

そして数時間後私は人事へメールを返信した

To : 人事
From :ワイ
かくかくしかじか

入社後に貸与いただく予定のMacのマシンスペックをご教示いただけますか。
やはり全く触ったことがない状態で業務に入るのは不安ですので、
入社前に近いものをレンタルする等して、操作になれておきたく存じます。

「どうせ1週間後には『私なんで今までMac使ってなかったんだろ?』とかツイートしてるよ」

私はAIITという社会人大学院に通っている。修士2年である。
同校の2年はPBLと呼ばれる卒業研究的なものをやらされるので私はそこでスクラム開発を
行うチームに所属している。

私以外は全てMacユーザだ。
私は転職先からMacを強いられていることを相談した。
彼らは口々に言った。

「おめでとう」(Macデビューのことだ)
「1週間でなれる」
「どうせ1週間後には『私なんで今までMac使ってなかったんだろ?』とかツイートしてるよ」

なるほど、みんなそんなに怖がらせるようなことは言ってこないな。
なら入社までの1ヶ月で練習すれば十分なんとかなりそうだ。
問題はどこでレンタルするかである。

MacBookProのレンタルができるサイトは数多あるが、意外と高い。
2週間2万とかある。高い。流石に払いたくない。
ググり続けること30分、私はついに見つけた。

ゲオあれこれレンタル』である。

見つけたぞ。
これだ。1ヶ月借りてこの価格、文句なしである。

さっそく注文した。受け取りが楽しみだ。

MacBookPro襲来、開封との戦い

意気揚々とゲオあれこれレンタルでMacbookProのレンタル申込み行い、
無事に手元にMacbookProが手元にやってきた。

しかし、私はダンボールを前にして激しく震えていた。なぜか。
私はミニマリズムが大嫌いだ。
だからApple製品のパッケージも大嫌いだ。

以前大学院の勉強に使おうと購入しiPad ProとApple Pencilで体験した
あの真っ白で異様に小さく文字が薄い文字。
箱から放たれる「君に今からApple製品を持つ喜びを与えてやる」と言わんばかりのオーラ。

本当に嫌いだ。
私は当時Apple Pencilを箱から恐る恐る取り出すと、
その忌まわしき箱を床に放り投げた。

それ故に私はゲオから届いたMacbookProを怖がっていたのだ。
しかし私は乗り越えた。開封したのだ。

深呼吸し、ゲオからのダンボールを開封する。

なにか入っていたのはなんと。

AmazonBasicのPCケース13インチにいれられた本体と

100均で売ってそうなジッパーケースに入れられたアクセサリー

そして、丁寧な返送手順書と着払い伝票。
謎のテープ。緩衝材であった。

なるほど、どうやらこの箱と緩衝材をとっておき、この謎のテープで封をして
着払い伝票で返送するようだ。
なにはともあれ第一関門をクリアした。

当時のことを私はトゥイッターにてこのように述べている。

ここで疲れて私は3日間休憩した。

ついにMacBookProを、起動。こいつ・・・開いただけで画面がついたぞ!

私はMacbookProを3日間放置した。
業務多忙か。否、私は2月から一貫して社内ニートだ。暇さえあれば寝ている。
学業多忙か。否、現在は夏休みあけで全く忙しくない。

シンプルに興味が持てなかったのだ。
当時のことを私はトゥイッターにてこのように述べている。
※ちなみにこのときの彼氏はもう元カレである。

そして私は重い腰を上げついにMacを起動した。
衝撃に包まれた。なんと電源がついたまま移送されていたのだ。

と、思ったがどうやら違うらしい。
こういう仕様らしい。
もちろん電源ボタンはある。電源ボタンマークがない右上の黒いおしゃれなやつだ。

おそらくWindowsしか触ってこなかった人間のはじめのどっきりポイントだと思う。
すごく有益なのでみんな参考にしてほしい。

ちなみにこのあと私はなぜかこれがスリープなのかスタンバイなのか異様にこだわるが、
未だによくわからん。たぶんスタンバイ。

ちなみにこのMac勉強のために久々にKindleUnlimitedを契約してこの本を読んだ。

MacOSの洗礼と師匠からの啓示

私は懸命にMacBookProと向き合っていた。
この初めて関わる自社サービス企業必須端末と向き合っていた。

この時の気づきを以下に列挙したい。
Windowsしか触ってこなかった人には大変有益だと思うので心して読んでほしい。

OS編

  • デフォルトスクロールの方向がキモい。上にシュッてやると下にスクロールする。ちなみに実家の母も「スクロールできなあい!」と言っていたので大体の人ができない最悪。
  • アプリケーションの閉じる、縮小等のボタン左上にある。しかも異様に小さい。
  • Finderをアイコン表示にした際、作成したファイルは整列されない。キモい。
  • Finderでのファイルのパス表示はデフォルトでは出ない。そして下固定。
  • 物理Deleteキーがない。まじで意味わからん。
  • 物理DeleteキーがないのでFinderでDeleteキーでファイル削除できない。この動作はFn+BackSpace。キー押すの1回多いダルい。
  • CapsLockでの英語日本語切り替えはUSキーボードじゃないと無理
  • マウスカーソル拡大するとWindowsよりダサい。
  • クラムシェルモードはBlutoothが必須。USBキーボードでの入力などでは起きてくれない。
  • 上部メニューバーの文字サイズが小さい。
  • アプリケーションの詳細メニューが上固定になる。
    これ当時えらいキレてるがようやく受け入れました。やめてほしい気持ちはかわらん。

iTerm2編

  • 日本語化できない
    • 別にいいけどさ、焦ってるの操作はやっぱ母国語ブラボーっすよ
  • 接続したいサーバ毎にプロファイルを作るという思想ではない
    • プロファイル設定画面(やたらと詳細に設定できる)に鍵設定部分やIPアドレス、SSHのポート、ユーザ名を書く場所がない
    • .ssh/configに設定を書いていけという思想っぽい
  • コマンドのブロードキャストは可能
  • SCPはかなりおりこう
  • ロギングはゴミ
    • ログの命名規則が固定
      • Date_Time.ProfileName.TerminalID.ProcessId.RandomNumber.log
    • ProfileNameでログを分別する、ということは単一のプロファイルで開いたターミナル上で.ssh/configに記載されたサーバへ接続すると当然同一ログファイルに記録される
    • プロファイルはサーバ毎に作らないといけなさそうだが、iTerm2を起動するたびにローカルは確実に立ち上がるのでちょっと鬱陶しい

私は発狂しかけていた。
なれる、なれない以前に気に入らない。これは困った。
もう設定を変えていくしかない。
私はシステム環境設定を開いて設定変更を始めた。

ここで1通のリプライが来た。
私はIT祈祷師見習いであるが、その師匠からだ。

なるほど・・・さすが師匠。
おっしゃるとおりである。私はMac初心者。
周りはMac玄人・・・操作に困って周りに助けてもらうこともあるだろう。
その時相手が想定していない動作をしたらどうなるか。サポートが困難だ。
私は何も考えていなかった・・・それ師匠は見透かしていたのだ・・・。

そして私はMacbookProのキーボードとタッチパネルの設定を一切変えないことに決めた。

決めたぞ、私は外部機器接続時のみMacbookProを魔改造する

MacbookProのキーボードがタイピングしにくい。
あと⌘とかCtrlとかもうめんどくさくてブチギレていた。

私は長いことARCHISS ProgresTouch TINYを愛用しており、
アーキサイトのキーボードがないと生きていけない体になっており。
Macbookに限らずノートPCのぺらぺらキーボードはマジ無理という感じであった。
ちなみにマウスはlogicoolのMX MASTER 2Sを愛しています。
女だけど手、かなりでかいんで。

加えて前段までの操作感へのブチギレ。
初めは一応MacをMacとして使うことを考えていたのだが
半日でまじでもう諦めた。忍耐力がないことは認めるが今流行りの心理的安全性を優先することにした。

Karabiner-Elementsまじ神。Windows化していくぜ

そこで、キーボードについてはKarabiner-Elementsを使ってキーバインドを変えることにした。

変更点

Sipmple modifications
From key To key
left_command left_option
left_control left_command

なんかこんな感じ。画像はARCHISS ProgresTouch TINY

Complex modifications
  • 全体
    • Windowsキー+Lで画面ロックする
    • Capsキーで英語/日本語入力をトグルで切り替えられるようにする
  • Finder
    • Deleteキーでファイル削除
  • GoogleChrome
    • デベロッパーツールをCtrl+Shift+Iで起動する

Complex modificationsのコードについては
私の恥の多いプライベートのGithubアカウント上で公開しています。

この魔改造のためにコチラの記事を参考にいたしました。
情報ありがとうございます!!

Karabiner-Elementsで英数/かなの切り替えをトグルにしてみた。
快適キーボード操作のためのキーカスタマイズ ~Mac編~

1週間後には『私なんで今までMac使ってなかったんだろ?』とかツイートした?

1週間後どころかMacを使い始めて早2ヶ月半

『私なんで今までMac使ってなかったんだろ?』とかツイートしてねえよ!!!!!!!
するわけねえだろ馬鹿野郎

他にも開発環境をジプシーシてる話とかあるんだけど、
いい加減長いのでもうやめます。てか書くの疲れた。

果たしてMacラブになれる日は来るのか!?

おしまい。

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