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robocopy で WSL2でマウントしているフォルダをバックアップする
はじめに
- Windows11 Pro + WSL2 (Ubuntu22.04) にて robocopy実行した際の備忘録です。
結論
Windowsエクスプローラーから\\wsl.localhost\(ディストリビューション名)でアクセスできるので、それをそのままrobocopyに渡せば、バックアップ可能です。
実行例
robocopy /MIR (Windowsから見たWSLディレクトリ) (バックアップ保管先のディレクトリ) を実行するだけです。
:: 例
robocopy /MIR "\\wsl.localhost\Ubuntu-22.04\my-work" "E:\Backups\Ubuntu-22.04\xxx" /MIR /EFSRAW /ZB /NP /R:1 /W:1 /IT /LOG:backup.log
- 上記例で使用したオプションの紹介です。
/W:1,/R:1らへんはおまじないで入れておくことをお勧めします。(詳細は割愛)-
/MIR: ミラーリングを行います。つまりコピー元のディレクトリ構造を完全にバックアップ先に反映させるイメージ。 -
/EFSRAW: 暗号化されたファイルを生の形式でコピー。 -
/ZB: バックアップモードでアクセスできないファイルは、再起動モードでコピーを試みます。 -
/NP: プログレスバーを非表示に。 -
/R:1: リトライ回数を1回に設定します。 -
/W:1: リトライ間のウェイトタイムを1秒に設定します。 -
/IT: チューニングされたファイルを含めてコピーします。 -
/LOG:backup.log: 操作のログをファイルに記録します。
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